1年間無職を続けるとお金はどのくらい減るのか【悲惨なことに?】

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無職生活

祝無職1周年。

最近寝るのが仕事のA係長です。

2021年3月に職を失い何もしていないのにも関わらず1年が経ってしまいました。

まさに光陰矢の如し。

もしかしたら今のわたしは赤ちゃんよりもうちのネコよりも睡眠時間が多いかもしれません。

「寝る子は育つ」を体現しています。

まさに言葉通りすくすくと横に大きくなってしまいました。

増える体重減るお金。

カネが欲し~。

寝ながら考えるのはカネのこと。

脳内メーカーで表すとこんな感じでしょうか。

脳内メーカー

夢に出てくるのは宝くじの1等当選。

買っていないので未だ夢のままですけれども。

そんな無職のわたしですが一体この1年間でどのくらいのお金が減ったのか。

過去1年間の「無職生活」の軌跡を辿ってみたいと思います。

退職したいけど貯金ってどれくらい必要なんだろう?

生活費はどのくらいかかるの?

そんな人の参考くらいにはなるでしょう。

果たして希望を与えるのか。

それとも地獄に突き落とすのか。

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1年間無職を続けるとお金はどのくらい減るのか【悲惨なことに?】

退職して1年。

有給休暇を使ったので実際には2月に会社をフェードアウト。

コロナウィルスが蔓延したせいで幸か不幸か送別会もなく静かに無職に突入したわけですが

得られたものは「自由な時間」と「体重」。

12時間の睡眠と10キログラムの増量。

そして失ったものは「収入」と「仕事の意欲」と「髪の毛」。

起きたら枕にはびっしりと黒いものが・・・

もはや引き返せない領域に足を踏み入れてしまっています。

ただ一つ言えることは1年経っても生きているという事。

これから無職になる人は安心してください。

人はなかなか死なないものです。

水と食べ物と住む家さえあれば生きていける。

そして少しの服があればいい。

欲しがりません勝つまでは。

生活の3大要素である「衣」「食」「住」さえ確保できれば生きていけます。

そうはいってもそれにもお金はかかる。

では実際にこの1年間どのくらいお金が減ったのでしょうか。

振り返ってみます。

無職でも収入はある

まず収入に関してですが無職なので基本ゼロだと思うでしょう。

「ZERO」

この1年、某ニュース番組のタイトルコールを聞くたびに反応してしまいます。

無職なので当たり前ですが給料はもうありません。

働かざる者食うべからず。

世知辛い世の中です。

では無職になって貯えがなければお終いなのか?

いえいえそんなことはありません。

失業手当というありがたいシステムがこの国にはあるのです。

まさに地獄に仏。

ある意味、無職になったお祝い金

普段国に対して文句タラタラの人が多いと思いますがこの時ばかりは感謝することになるでしょう。

会社員として雇用保険を払っていたならば条件はありますが誰でも貰うことが出来ます。

無職になったら四の五の言わず、ハローワークへ LET‘S GO

わたしは30年間働いたので210日分(本来なら150日分。コロナ特例で+60日分支給)この失業手当を貰うことが出来ました。

この失業手当は満額支給されると結構な額になります。

完走を目指しましょう。

ただこの失業手当ての建て前は再就職の意思があることが原則なので間違っても「一生働かない」と言ってはいけません。

そして自己都合退職なら「7日間の待期期間」と「2か月間の給付制限」があるので3か月ほどは無収入になります。

注意しましょう。

3か月分の生活費は確保しておくべきです。

丸腰で無職に突入したらここで THE END です。

詳しくは「無職が一年間ハローワークに通ってみた【サルでもわかる失業給付の貰い方】」で確認しましょう。

そして次にこのブログ。

やっているのかやっていないのか分からないぐらいの力の入れようですけれども1年半続けて8,000円強の収入がありました。

日給にすれば15円です。

ただ最近はもう少し増えているのでこのままでいけば日給25円も夢でないかもしれません。

月収にすれば750円。

うまい棒が1か月に62本も買えます。

ヤッタネ。

ただ年間の維持費としてサーバー代が13,000円ほどかかっていますので実質マイナスです。

ダメだね。

そしてたまに働くとお金が手に入ります。

無職にあるまじき行為?

こう考えましょう。

無職には有り余る時間が手に入ります。

使っても使っても消費できません。

その余りある暇な時間が消費出来て尚且つお金を貰う。

なにも無理して働く必要はありませんが世の中探せばラクなアルバイトはあるものです。

興味がある人は「コロナワクチン接種バイトはおすすめ【誰でも簡単にできる】」を参照してみてください。

わたしはこの1年間で45日働き40万円を手にしました。

お金の余裕は心の余裕。

たまに働くと心の安定につながります。

3月に退職すると5月と6月に地獄に突き落とされる

失業手当を貰ってたまに働く。

「なんとかなるじゃん」

ホッとしたそこのあなた

世の中そんなにうまくは出来ていません。

わたしは3月に退職にしましたが5月と6月に地獄に突き落とされてしまいました。

国は失業手当という「アメ」を用意してくれる一方で「ムチ」も用意してくれます。

「そんなのいらんがな」

そう言ってもお断りできません。

それは国民年金保険料住民税、そして国民健康保険料

「失業手当て」という権利を主張して「税金と社会保険」という義務を放棄することはできません。

権利と義務は表裏一体のものなのです。

それが人の生きる正しい道。

無職といえども人の道を外れてはいけません。

まあともかく否応なしにアメと同等のムチがここで襲い掛かってきます。

いやそれ以上か。

その請求額を見てこれまでの人生の中で一番驚くことになるでしょう。

5月に国民健康保険料。

そして払い終えてホッとしたのもつかの間の6月に住民税と国民健康保険料。

ボクシングに例えるなら左ジャブに続いての強烈な右ストレート。

避けることが出来ません。

わたしはこの2か月間で80万円以上のお金を手元から失ってしまいました。

しかもこの時は失業保険は待期期間なので貰っていません。

収入ゼロで支出80万円。

まさに狂気。

このときグーグル検索に「生活保護」と打ち込んだのを覚えています。

上記に3か月分の貯えを用意と言いましたが更に3か月分は用意しておくことをおススメします。

無職1年間の支出はいくら?

次に毎月の出ていったお金の話ですが当然ながら生活費がかかります。

先に言っておくとわたしは実家暮らしです。

そのため家賃はかかっていません。

無職の「こどおじ」

世間では無職に対しての反応は厳しいものがあります。

無職といっただけでもこの反応。

もはや無職は犯罪者なのか。

さらにこどおじ。

それは世間的に言えばもはや重罪レベルでしょう。

ただかじる脛があるならかじりましょう。

なぜなら生活費の中で大部分を占めるのがこの家賃。

これがかからないのは非常に無職にとっては大事なことです。

世間の反応は無視しましょう。

ただ家賃がなくなったとしても生活費は結構かかるもの。

1か月に食費、通信費、光熱費の一部などで基本的な支出がおよそ40,000円~50,000円ほど。

それにiDeCoの拠出金や保険料で月に50,000円。

加えてたまにギャンブルを嗜みます。

それに娯楽費。

ちょいちょい近場を放浪しました。

興味のある人は「大人でも動物園は楽しめる!安佐動物公園おすすめ動物⑦選【広島】」を参照

ただ無職になった時は「よっしゃ 旅行に行くぞ」と意気込んでいましたが、コロナで旅行に行けないので娯楽費にはあまり使っていないのが不幸中の幸いです。

車は地方に住んでいるのにも関わらず持っていません。

歩けばなんとかなるものです。

フランスの有名な哲学者も言っています。

「人間は考えるあしである」と。

あし違いか😅。

話を戻して・・・・

トータルするとだいたい月の平均が100,000円~120,000円といったところでしょうか。

年間にしておよそ120万円~140万円。

これに先の税金と社会保険を加えると・・・・

ええっと・・・

電卓はどこだ。

つまりこの1年間でいくらお金を使ったかと言いますと・・・・

・・・・・220万円。

これが多いのか少ないのかはわかりませんが感覚的には思った以上に使っています。

無職1年間の収支はまさかの・・・

1年間の支出が220万円。

ただこの220万円がまるまる手元から減ったわけではありません。

ここから収入を加えてみましょう。

まず失業手当て。

これがバカに出来ません。

なんとトータル130万円もありました。

月2回の誰でも飛び越えれそうなハードルの低い「ハローワーク詣で」でこの金額。

せっせと通い詰めた甲斐がありました。

次にアルバイト収入。

45日働いて計40万円

そして質屋で時計を売って16万円

詳しくは「質屋に行って来ました【10年前の時計はいくらになったのか】」を参照

そのほか税金の還付金やらなんやらで4万円~5万円

〆て・・・・

無職1年目の収入は190万円

意外とあるものです。

さてこの収入から支出を引いてみましょう。

190万円ー220万円=-30万円

トータルすれば無職1年間で30万円がわたしの手元から消えてなくなったことになります。

微妙。

ここでプラスになったらこれから無職になる人に「夢と希望」を与えることが出来たかもしれません。

また大きくマイナスになったらそれはそれで盛り上がったでしょう。

なんともつまらない結末。

誠に残念です・・・・・・・。

 

ただこれで終わりではありません。

続きがあります。

ここから無職になる人に「夢と希望」を与えましょう。

確かに30万円お金は減った。

現金は30万円消えてなくなった。

そう現金は。

実はわたしは架空通貨を持っています。

仮想通貨ではありません。

iDeCoというものです。

iDeCoは60歳までは引き出すことが出来ず自分のお金であってもそれまでは実際には使えません。

ということでわたしはこれを架空通貨と呼んでいます。

ホントに架空のままにならなきゃいいけど・・・・

  1. iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で加入は任意です。
  2.  iDeCoはご自分で申し込み、掛金を拠出し、ご自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。
  3.  iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。

このiDeCoにわたしは毎月20,000円を拠出しています。

その額1年間で24万円。

つまりこのiDeCoの拠出金がなければその分支出は減ります。

もしiDeCoをやっていなければ、1年間の収支がマイナス30万円でしたのでこの24万円を加えると-6万円とほぼ収支がトントンと言えるでしょう。

さらにこのiDeCoは紆余曲折を経ながらこの1年間で16万円の利益を計上しています。

実質40万円の収入と同じです。



これも加えると正真正銘の10万円のプラス。

無職1年目の収支はまさかのプラスという結果になりました。

これから無職になる皆さん。

無職1年目は収支をプラスにすることが出来るのです。

 

無職1年目のまとめると

  • 実家暮らしで家賃がかからなくても結構生活費は多い
  • 1年間の収入は188万円、支出は220万円
  • 収支はまさかのプラス 10万円

さいごに無職になりたい人へ 

いろいろ書きましたが会社を辞めて無職になっても1年目は驚くほどお金は減らないということです。

まあ実家暮らしのニートなので家賃がかからないのでプラスになりましたが、それでも手持ち資金が「生活費の3か月分」と「1年間の家賃分」くらいあれば足りるのではないでしょうか。

まあ2年目は分かりませんが・・・・

(失業手当がなくなるので)

「貯金30万円しかないけど仕事辞めたい」みたいな人にはさすがに無理でしょうけれども100万円くらいあれば取り敢えずは1年間は生活できます。

ただカツカツな状態で無職になるとお金のことが気がかりでかなりストレスのかかる生活になってしまいます。

お金はあればあるだけ安心できます。

ストレス満載の仕事を辞めて無職になったのにお金のないことでストレスがかかる。

本末転倒です。

これだけは避けたいところです。

ある程度の貯金をもって無職になりましょう。

自己都合退職はもちろんリストラや早期退職になっても悲観することはありませんよ。

それでは次回「2年間無職を続けるとお金はどのくらい減るのか【悲惨極まりない】」で会いましょう。

 

今日のひとこと

無職は自己責任でお願いします。

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