住民税非課税の壁は厚かった!エベレストよりも高い【無職2年目の住民税】

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無職生活

も~い~くつね~る~と~・・・早くこいこいボ~ナス日。

6月と言えば国家公務員にとってはうれしいボーナス支給があります。

無職になったわたしには残念ながらもうありません。

ホントうらやましいですわ。

ところで6月って皆さんはどんなイメージを持っていますか?

梅雨でじとじと。

蒸し暑い。

きっとこんな感じでいいイメージを持っていないと思います。

ただしそんなあなた方はまだましです。

反省してください。

無職のわたしはさらなるダメージを与えられる月なのです。

思い起こせば1年前。

無職1年目はホントにひどい年だった。

もう一生6月なんて来なければいいのにと何度願ったことか。

でも願いもむなしく平等に時間は過ぎていく。

綾小路きみまろ風に言えば「あれから1年」。

そう6月はヤツがやって来る月なのです。

そのヤツとは住民税の納付依頼書。

誰が言ったか通称「住んだら罰金」

そしてさらに悪いことに国民健康保険料の請求書も送られてきます。

誰が呼んだか通称「健康だったら罰金」

そしてそして所得税というさらなる極悪なヤツもやってきます。

誰が呼んだか通称「働いたら罰金」

これ考えた人上手い。

座布団3枚どころか10枚くらいあげたいくらいです。

団子三兄弟ならぬ罰金三兄弟。

みたらし団子は好きですけれどもこんな三兄弟は嫌いです。

1年前に話を戻してこの3兄弟にいくら払ったのか。

思い出すのも恐ろしいですけれども3つまとめて〆て65万と1,000円。

無職で収入無いのにこの仕打ち。

まさに盗人に追い銭

弱っているところにさらに足蹴り。回し下痢蹴り。

水戸黄門なら悪代官として懲らしめられているところでしょう。

そんなひどい目に遭った無職1年目なのですけれども2年目はどうなのだということです。

確かに昨年は一昨年の会社員時代の収入がフルにあったから仕方がない。

でも今年は違うはず。

収入はガタ落ち。

ぶっちゃけ生活保護以下のレベル。

そんなかわいそうな無職から税金を取るという暴挙はさすがにないハズ。

ということで無職2年目の3兄弟はいくらになったのか検証してみましょう。

果たして非課税世帯になれたのか?

健康保険料はどうなった?

所得税はあるのか?

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住民税非課税の壁は厚かった!エベレストよりも高い【無職2年目の住民税】

初めに昨年のおさらいです。

昨年払った住民税と健康保険料、そして所得税として払った金額は・・・・。

住民税    210,800円

健康保険料  420,000円

所得税     20,200円(還付あり)

3つ合わせて651,000円。

収入がないのにこれだけ払わされてしまいました。

みんな大好き松屋の牛めしなら値上げしたとはいえ1,713杯食べられます。

1年と半年 毎日3食いける計算になります。

なぜ収入がないにもかかわらずこんな金額の請求が来るのか?

今流行りの誤請求か?

疑いたくなります。

夢だと言って ウソだと言って 幻だよとあなた・・・

何度そう思ったことか。

ただ残念ながら間違いではないのです。

ウソでも無いし 夢でも無いし 幻でも無いのです。

そこのあなた。

住民税と健康保険料は前年度の収入によって請求されます。

いかにポンコツのわたしとは言え一昨年はそこそこの収入があったのす。

仕方ないのです。

無職1年目のみなさん 諦めて払いましょう。

では仮に払えなかったらどうなるのか?

住民税の支払いを滞納していると滞納日から20日以内に督促状が発行されます。 督促状は役所から自宅に届き支払い用の納付書も添付されています。さらに住民税を延滞すると延滞税がかかってしまいます。

更に無視すると?

怖いおにいさんがやってきます。

納付期限までに国税を支払わないと滞納者に対して行政処分が行われます。 具体的には、督促、財産の差し押さえ等身ぐるみを剥がされてしまうでしょう。

ただ会社員をして雇用保険を払っていたならば失業保険で払うことが出来ます。

失業保険を払って住民税と健康保険を回収する。

まるでいかさま博打のよう。

初め勝たせて喜ばせておいて後から根こそぎ回収。

上手いこと出来ています。

関連:退職したら1年間で払う税金と社会保険はこれだけ必要【まとめ】

2年目はどうなった?

先日無職2年目の住民税と国民健康保険の送付書、通称「絶対払えよ請求書」がついに手元に到着。

いったい無職2年目はいくらになったのか?

一昨年の収入が460万円に対し昨年の収入が120万円。

(昨年の収入は3か月分の給料とアルバイト代)

まとめた表がこれです。

大きく減らすことが出来ました。

確かに減った。

住民税が38分の1。

国民健康保険が7分の1。

所得税はゼロ?

忘れたころに来るのか?

喜ばしておいて突き落とパターンか?

まあなんいせよ昨年よりも大きく下がりました。

ただひとつ残念なことが・・・・・・・・。

大きく下がった住民税。

年間5,500円。

月にすれば負担は500円以下です。

ラッキーじゃん。

そう思ったあなた反省してください。

最近よく聞く話題の住民税非課税世帯。

選ばれた人しかなれないというあの伝説の住民税非課税世帯。

そう住民税がゼロならもれなく10万円が付いてきたのです。

しかも極まれに4,000万円以上も貰えることもあります。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

選ばれませんでした。

年収120万円でも無理でした。

もし私が住民税非課税世帯に選ばれていたら払うどころか94,500円も逆に貰えていたのです。

生活保護でも120万円以上貰っているような気がするけどどうなっているんだこの国は。

日本は年収120万円で「健康で文化的な生活が出来る」国のようです。

住民税非課税とは

住民税とは1月1日に住所がある都道府県、市町村に納める税金のこと。

住んでいる自治体に基本的に誰しも払わなければいけないものです。

いわゆる「住んだら罰金」と言われるものです。

その住民税は「均等割」と「所得割」の2種類が徴収されます。

「均等割」とは全ての納税義務者から均等に税金を徴収するものです。平成26年度から令和5年度までの標準税率は市町村税が3,500円、道府県税が1,500円(特別区民税、都民税も同額)となっています。

「所得割」とは納税義務者の前年の所得によって次のように決まります。所得割額 = 課税所得金額(前年の所得金額-所得控除額)× 税率-調整控除額-税額控除額税率は、市町村民税が6%、道府県民税が4%(指定都市の区域内などの場合は、市町村民税が8%、道府県民税が2%)です。この標準税率は、均等割と同様、自治体ごとに設定することができ、豊岡市(市民税と県民税で10.1%)や横浜市(市民税と県民税で10.025%)のように増額している自治体や、名古屋市(市民税と県民税で9.7%)のように減額している自治体もあります。広島市内にお住まいの人の場合、原則として、収入金額から必要経費を差し引いた所得金額が45万円以下(給与収入のみの場合、年収100万円以下)のときは、個人住民税も所得税も課されません。

所得金額は総収入とは違いますけれどもおおよそ単身世帯では総収入が100万円以下でないと住民税非課税世帯になれません。

つまり国は年収100万円以下でギリギリ暮らせると思っているようです。

独身で住民税非課税者は一体ホントにいるのか。

もしかしたら願望が作り出した空想の生き物なのかもしれません。

選ばれし勇者もしくはヒバゴンと同じなのか。それともタンスにゴンと同じなのか。

ちなみに選ばれるためのハードルはエベレストよりも高いです。

まとめると以下のようになります。

個人住民税は、以下のいずれかの条件を満たすと「均等割」「所得割」ともに非課税になります。

  •  生活保護を受けている
  •  未成年者、障がい者、寡婦、ひとり親で前年の合計所得金額が135万円以下(所得が給与所得のみの場合は、給与収入が204万4000円未満)
  •  前年の合計所得金額が各地方自治体の定める額以下

住民税非課税の特典

ごく一部の選ばれた勇者である住民税非課税になるとどうなるのか?

良い事がいっぱいです。

いろいろなプレゼントが用意されています。

季節外れのサンタさんがやってきます。

  • 国民健康保険料が軽減される
  • 介護保険料が軽減される
  • 高額療養費が軽減される
  • 高等教育の修学支援制度が受けられる
  • NHKの受信料が免除される
  • 10万円貰える
  • 稀に4,630万円貰える

住民税だけでなく健康保険も少なくなります。

介護保険も減免されます。

教育費がバカ安です。

NHKの徴収員が来てもテレビがないと言わなくても堂々と拒否できます。

払わないどころか10万円貰えます。

稀に4,630万円給付してくれます。有名人になれます。そして犯罪者になれます。

いいこと尽くめです。

単身では住民税非課税は無理?

そんないいことずくめの住民税非課税世帯。

無職2年目では無理だった。

とくに単身者にはかなりハードルが高い。

それはもはやなんの装備も持たず丸腰でエベレストに上るくらい難しいことでした。

年収120万円でも無理。

国はどうやら120万円で一年間生活できると思っているフシがあります。

昨年の収入が120万円。

そこから住民税と健康保険を引いて113万円。

なんなら国民年金保険料を引いたら93万円。

1か月あたりにすると生活費は77,500円になる。

30年前でも無理じゃねえ?

ホントいかれてるよこの国は。

ただ今回住民税非課税にならなかったことで一つ分かったことがあります。

中途半端に収入があっても無くても生きずらいという事。

突き抜けて収入があるかもしくは突き抜けて無いほうが生きやすい世の中なのではないかと。

たくさん稼いでウハウハかとことん落として生活保護か。

極端に振れたほうがいい生活が出来そうです。

ただ、無職2年目はエベレストは超えることが出来なかったけれども富士山くらいは登れたかも。

住民税非課税は来年に期待することにしましょう。

 

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今日のひとこと

住民税非課税の壁はエベレストよりも高かった。

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