近年セミリタイアという言葉がよく聞かれます。
資産を築いて早期退職。
労働に縛られない自由気ままな生活。
仕事楽しいいい~
最高~
こう思っている人も世の中にはいるでしょう。
一方世の中の多くの人はこう思っているのではないでしょうか。
仕事楽しくねえええ~
仕事やめてえええ~
でも仕事を辞めたら収入が無くなって生活していくことが出来ない。
それが現実。
だから大多数の人は仕事を辞めることが出来ません。
その結果早期退職や肩たたきに歯向かい辛い目に合っている人もたくさんいるでしょう。
でも少ないながらも実際にリタイアしている人もいます。
わたしも定年前にセミリタイアした一人です。
よくリタイアしたいのですけれどもどのくらい資産があればできるのでしょうか?
そんな質問がネットでも見られます。
ヤフー知恵袋より
答えとしてはそんなの人に聞いても仕方がない。
そんなのは人それぞれだと思うのですけれども実際にセミリタイアした人がどんな人なのかを見ることで一つの指標とすることはできます。
ではセミリタイアをした人はどんな人なのか?
ネットで検索すれば情報が出てきますけれども今回セミリタイアをした人がどんな人なのか少し調べてみました。
セミリタイアに必要な資産はいくら?【成功者はこんな人】
セミリタイアしている人の中にはブログで情報を発信している人がいます。
現在進行形でブログを書いているという事はセミリタイアが少なくとも現時点では成功していると言えます。
現在無職のわたしは幸いにも有り余る時間があるので読み漁ってみました。
成功の秘訣は?
資産は?
リタイアした年齢は?
どんな生活?
収入減は?
今回はそんな人の事をまとめてみました。
セミリタイア時点の資産
セミリタイアをする上で一番大事なものはお金の事ではないでしょうか。
一体いくらあればセミリタイアをすることが出来るのか?
ブログでは資産を公表している人もいます。
その中でリタイア時の資産は以下の通りとなりました。
500万円~999万円・・・・・2人
1,000万円~1,999万円・・・6人
2,000万円~2,999万円・・・3人
3,000万円~3,999万円・・・3人
4,000万円~4,999万円・・・3人
5,000万円~5,999万円・・・4人
6,000万円~6,999万円・・・5人
7,000万円~7,999万円・・・0人
8,000万円~8,999万円・・・2人
9,000万円以上・・・・・・・・2人
少ない人で500万円。
最も多い人で3億円。
リタイア時の平均資産は約4,300万円、中央値は同じく4,300万円となりました。
因みにわたしは約半分でリタイアしました😢
セミリタイアの底辺です。
セミリタイアの年齢と家族構成
次にセミリタイア時の年齢を見ていくと20代前半から50代前半と幅広くなっています。
平均するとおよそ46歳。
奇しくも某企業が世間を騒がせた定年45歳問題と同じくらいの年齢になっています。
家族構成は①独身②夫婦二人③夫婦+子供1人④その他の順になっています。
割合としては①80%②10%③5%④5%。
やはり家族がいない独身の人の割合が多くなっています。
家族がいると教育費やその他生活費が多くかかるからでしょう。
世間の負け組はリタイアでは勝ち組といえるかもしれません。
セミリタイアの資産形成と収入源
現役時代の収入で言えば高収入の人と少ない給料の人の割合は4:6。
セミリタイアする上では現役時代の収入はあまり関係が無いようです。
むしろ収入の少ない人のほうがコツコツと資産を増やしてリタイアをしているのかもしれません。
現役時の収入は関係なく置かれている状況の中でどのように資産を作ったのかが大事なのではないでしょうか。
ではどのように資産を作っていったのか?
リタイアした人に共通する資産形成方法としては投資をしている事です。
もちろん投資をしていない人もいますが多くは何らかの資産運用をしています。
その中でも多いのが過度なリスク商品ではなくどちらかといえばリスクの低いもの。
決してハイリスク商品に手を出していません。
投資は自己責任。
守っています。
リスク許容度内での運用を行っています。
最近は株価の下落が止まりません。
ハイリスクの運用で行っていたら大きなダメージを受けているでしょう。
セミリタイアが遠のいてしまいます。
1週間でマイナス100万円。
1か月でマイナス500万円。
そんな声が聞こえてきますけれどもリタイアした人はなんだかマイナスを競っているように思えます。
「おれはこんなに減らしている」
「いやいや私はもっと損している」
楽しんでいるように見えます。
自慢に思えます。
マウントの取り合いです。
これはリスク許容度内で投資をしているからなのでしょう。
セミリタイアをしている人ほど大きなリスクを取らず自分が許容できる範囲で投資を行っているのが分かります。
中にはホントにヤバい人もいるかもしれませんけれども。
ブログ更新が途絶えている人はそうかもしれません。
わたしもなかなかヤバい状況です。
笑えません。
長期でコツコツ分散投資
セミリタイアする上での必要最低条件かもしれません。
セミリタイア後の収入源としては投資収入の人の割合が高いですが程々の労働収入を得ている人もいます。
労働収入は投資と違って減ることはない。
労働した分は確実にお金を手にすることが出来ます。
資産の少ない人は投資と労働がいいかもしれません。
ただ労働している人の中には働かなくてもいい人が多くやはり不労所得で生活している人が多いと思います。
セミリタイアする人は若い時から長期計画
わたしはほとんど行き当たりばったりでリタイアしたわけですけれどもほとんどの人は若い時から計画してリタイア生活に入っています。
若い時から投資や貯蓄で計画的に。
思いつき無職は死を招く。
むかし消費者金融のCMで「ご利用は計画的に」とやっていましたけれども大事です。
無計画で何人もの人がどこかに行ってしまいました。
どこかは分かりませんけれども。
楽しい所ではないことは確かです。
今の日本ではリタイアは後戻りが出来ません。
一旦離職してドロップアウトしてしまうと元のような待遇の職に就くのはかなりヘビーなことです。
例えるなら鳥取砂丘で10円玉を探すくらい難しいことです。
時間をかけて何度もシュミレーションをしながら慎重にリタイアしています。
まとめ
以上の事からセミリタイアできる可能性が高いのは
- 資産4,000万円
- 45歳
- 投資で不労所得
- 独身
- 長期計画
ちなみにわたしは2つしか当てはまっていません。
ただまあ生活様式も住んでいる地域も性格も人それぞれですから一概には言えませんけれども。
投資にしても必ずもうかるわけでもありませんし。
過去にはアベノミクスで株価だけが上がり順調だったわけでこれからもそうなるとは限りません。
現実に現在はキシダノミクスで株価下落が進行中です。
あまり過度の期待はしないほうが良いかも・・・
あくまで一つの指標としてみて下さい。
仕事を辞めるのは簡単、元に戻るのは不可能
よくよく考えましょう。
まあ結局はやる奴はやる。
人に相談している時点でやらない。
そんな気がします。
関連:52歳で資産2,000万円!早期退職へ向けて準備します【無謀か】
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今日の一言
リタイヤしたければ若い時からコツコツ長期。
コメント
資産に着目するのもいいですが年間生活費をベースに考えた方が誤差がないように考えています。70歳まで生活できる資産があればセミリタイアできるかなと思います。
ちなみに年間生活費を計上するときは70歳までに起こるであろう出来る限りの支出を考えておいた方がいいかな。
会社の愚痴を言ってるやつはあれは自慢なんだと思うぞ
投資の損自慢といっしょで
ほんとに辞めたい奴は誰にも察知されたくないから言わないはずだ。