無職になって初めて確定申告してみた【基礎控除ってなあに?】

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無職生活

人生初めての確定申告。

よく分からないなりにパソコンと携帯でやってみました。

結果なんとかなったようです。

送信したのが先月の25日ごろなので約2週間。

今日確定申告のサイトを見たら還付金が振り込まれると書いてありました。

これで一安心です。

悪戦苦闘して入力した甲斐がありました。

しかも銀行に記帳しに行ったらすでに振り込まれていました。

仕事が早い税務署。

お役所仕事ではなかった。

無職になって初めて確定申告してみた【基礎控除ってなあに?】

ただ確定申告をして思ったことがあります。

それは基礎控除。

基礎控除は、確定申告で所得税額の計算をする場合に、所得から差し引くことができる控除です。一定の所得以下のすべての納税者に適用されます。

その額48万円

収入から基礎控除を引いた額に所得税がかけられるというもの。

基礎控除とは人々の最低限必要な生活費に税金をかけないという考えから生まれたものらしいのですけれどもここで疑問が。

人は年間48万円で最低限度の生活ができるのか?

1か月に換算するとおよそ4万円です。

4万円で最低限度の生活。

本気で国は年間48万円で最低限度の生活ができると思っているのでしょうか。

2022年現在もし1年間48万円で生活できたらみんな金持ちになります。

非正規雇用の人でも余裕で暮らしていけます。

国民年金だけの老人でも不安なく生活できます。

生活保護の人なんてもはや富裕層です。

しかも2019年以前は基礎控除は一律38万円でした。

38万円で1年間生活できたら全国民大富豪です。

世界で一番金持ちと言われる中東の国民もビックリでしょう。

無職の1年間の生活費

では実際に48万円で生活できるのでしょうか。

無職のわたしでさえ1年間ではおよそ240万円かかっています。

1年間の生活費は以下のようになっています。

家賃・・・・ゼロ円⇐実家ニートなのでかかっていません

食費・・・・10万円⇐かなり家の食料くすねています

衣料費・・・1万円⇐下着しか買っていません

水道光熱費・・・10万円⇐電気代払っていません

個人保険代・・・40万円⇐病気になっていないので払っただけ

娯楽費・・・・40万円⇐競輪して負けたのを含む

iDeCo拠出金・・・20万円⇐老後のため自主的に払った

使途不明金・・・40万円⇐よく分らんけどいつの間にか無くなっていた

国民年金保険・・・20万円⇐老後のため請求された

国民健康保険・・・40万円⇐高い

住民税・・・・20万円⇐高い

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最低限度の生活とは

人が生きていける最低限度の生活をする上で考えられるものとして衣食住でしょうか。

住居費と食費と衣料費。

そして水道光熱費も必要かもしれませんからそれを含めた4項目。

住む家がないと寝ることも生活もできない。

食べなければ死んでしまう。

服を着ていなければ少なくとも日本では公然わいせつで捕まってしまう。

この3つは最低限必要でしょう。

ではわたしの場合はどうかといいますと・・・

  • 家賃0円
  • 食費10万円
  • 衣料費1万円
  • 水道光熱費10万円

んっ

あれっ

合計21万円。

48万円で暮らせたことになります。

無職実家ニートだけは基礎控除で暮らせました。

じゃあ可能なのか!

48万円じゃ無理じゃない?

なわけはない。

家賃を払わず食費をくすね、水道光熱費も払っていないわたしなら基礎控除内で最低限度の生活が出来ます。

でも普通に暮らしている人ならどうでしょう。

家賃かかります。

家賃やローンを滞納したら叩き出されます。

食費かかります。

わたしのように家からくすねるのはギリセーフですけれども外でくすねたら犯罪になります。

衣料費かかります。

下着だけで出歩いたら日本では犯罪です。

水道光熱費かかります。

電気代払わなければ間違いなく北海道なら凍死します。

48万円ではふつう無理です。

一般的な独り暮らしの1年間の水道光熱費は電気料金が7万円、水道料金が2万5千円、ガス料金が3万5千円となり合計13万円。

家賃が抑えて3万円として年間36万円。

独り暮らしの食費は2020年の統計では月3万円~4万円となっているので年間36万円から48万円。

間を取って40万円。

衣料費は月5千円として年間6万円。

すべて合計すると95万円ほどかかります。

もし48万円で抑えようとするならば

ど田舎に住む。

もしくは路上に住む。

毎日同じ服。

食事は一日一食。

これくらいしなければ無理でしょう。

果たしてこれが最低限度の生活と呼べるのかは疑問です。

1971年ならいける

では普通の人は48万円では最低限度の生活はできないのか。

1971年に戻れば可能です。

この年の大卒初任給はおよそ4万円。

かけそば100円

ラーメン120円

映画館700円

夢のような金額です。

水道光熱費で言えば今の約半分。

つまり年間6万5千円。

食費は当時のラーメン代が5分の1とすれば8万円。

家賃は2分の1ぐらいなので18万円。

衣料費が2分の1として3万円。

合計すれば35万5千円。

じゅうぶん48万円で収まります。

サラリーマンは+55万円の控除がある

ただし会社員はプラス控除があります。

その名も給与所得控除。

年収103万円をこえると、所得税かかるようになる。 103万円というのは、給与所得控除の最低額の55万円と基礎控除の48万円の合計額であり、給与収入が103万円以下であれば、所得税の課税対象となる所得が0円となり、所得税が課税されない。

給与収入が103万円以下なら所得税はかかりません。

衣食住にかかる最低限度のお金が95万円だとしたら何とか収まります。

でも・・・・

生活する上ではこれだけでは全然足りないのが現実。

今では携帯は最低限度の生活に含まれます。

NHK受信料も義務です。

健康保険料は収入ゼロでもかかります。

病院に行けば治療費がかかる。

ものを買えば消費税もかかる。

普通に生活しようと思ったら全然足りません。

では現実的に基礎控除はどのくらいあったらいいのか?

基準としては生活保護費が妥当なのではないかと思います。

最低限度の生活といえば生活保護費が浮かびます。

それぐらい基礎控除があったら生活が少しは楽になるのではないでしょうかね。

 

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日本は働いたら負けの国【無職やセミリタイアに優しい国】
税金ってホント高いですよね。国民の義務なので払わなければいけないのでで払いますけれども。実際リターンが少なすぎるような気もします。

今日の一言

48万円生活の最低条件は1日1食+家なし+服着ないor実家ニート

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