生活保護の申請は東大より難しい【門前払いで人生終わり】

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海岸 雑談

申請拒否

生活保護に関して今までも問題になっていましたがつい先日もありました。

「生活保護の申請をしたい」横浜市の神奈川区福祉事務所を訪れたひとりの女性が申し入れた。すると面接担当者は誤った条件を提示し、本来は有効のはずの申請書を受け取らなかった。市は対応の不適切を認め、謝罪会見をすることになった。

生活保護は最後のセーフティーネットです。

必要な人がいたならば誰でも受けれるはずなのですが現実はそうではないみたいです。

生活保護に関しては世間の目が厳しくまるで犯罪者のように見られています。

「働けよ」「怠けもの」

そんな風に思う人が多いのではないかと思います。

これは一部の不正に受給している人などがピックアップされているのが原因なのですが

ホントに必要な人もいるはずです。

そんな人が受給できないなんておかしな話だと思いませんか。

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生活保護の申請は東大より難しい【門前払いで人生終わり】

生活保護は悪い事なのでしょうか。

決してそんなことはないと思うのですが。

すべての国民は受ける権利を持っています。

ホントに必要な人なら誰でも申請出来て受給することが出来るはずです。

なのになぜ受給拒否が起きるのでしょうか。

そもそも根底には「生活保護を受けるのは恥」

と言う考えが日本人に染みついているからでしょう。

パンドラの箱のように触れてはいけないモノそんな感じです。

駅前路地
暗い闇のようです。

生活保護とは

そもそも生活保護とはどのようなものなのでしょう。

生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。

生活に困窮した人に対して国がその支援をして生活の立て直しを手伝ってくれるのが

生活保護です。

きちんと名文化されています。

なのに実態は全くこれとは反対の事が行われているのです。

生活保護を受ける条件

お金がないからと言っても誰でもが生活保護を受けれるわけでは有りません。

生活保護を受給するためには条件があります。

保護の要件等
生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が、その利用し得る資産能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することが前提でありまた、扶養義務者の扶養は、生活保護法による保護に優先します。

資産の活用とは
預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充ててください。

能力の活用とは
働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。

あらゆるものの活用とは
年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用してください。

扶養義務者の扶養とは
親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受けてください。

要は預貯金も無い、働く事も出来ない、収入減が無い、援助を受ける人がいない

そんな場合に受給できるようです。

そして生活保護の申請をされた方については以下のような調査が行われます。

申請したからと言って無条件で受給できるわけでは有りません。

  • 生活状況等を把握するための実地調査(家庭訪問等)
  • 預貯金、保険、不動産等の資産調査
  • 扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査
  • 年金等の社会保障給付、就労収入等の調査
  • 就労の可能性の調査

不正受給が行われるのはここが問題なのでしょうね。

申請拒否せずここできちんと審査すればいいだけだと思います。

「申請は全て受けるそして審査を厳格にする」

それが本来の流れじゃないでしょうか。

だれでも生活保護を受ける立場になるかもしれない

「生活保護を受けるやつはダメな奴だ」

そう思う人が多くいると思いますが誰だって受ける可能性はあるのです。

リストラ・倒産など生活の破綻はいまや他人ごとではありません。

「自分だけは大丈夫」は根拠のない考えです。

もしそんな立場になったら「生活保護を受ける奴は恥だ」そう言えますか。

申請拒否している公務員だってそうです。

窓口の人は上からの指示でそうしているだけでしょうが

いつ何時自分が受ける立場になるかもしれません。

申請拒否するぐらいなら生活保護なんていっそ無くしたほうが良いのですよ。

そしてこういえばいいのです。

「自己責任で何とかしてください」と!

スッキリします。

今のままじゃ生活保護制度はただのポーズに過ぎません。

「国は皆さんの生活を助けます」言葉だけが独り歩きしています。

外面がよく心の中では違う事を考えている人。

ホントは「申請なんかするなよ」「めんどくせえな」

嫌々しょうがないから面倒見てやっているそんな姿が見てとれます。

そんな考えは変えていかなくてはならないと思います。

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