早期リタイヤは普通はある程度の資産を持っていないとできません。
よく言われるのが30歳で1億円、40歳で8,000万円、50歳で5,000万円。
(月20万円の支出、年金65歳受給、平均年齢の80歳までで計算)
「いやいや2億円は用意しないといけない」「1億5,000万円くらいは必要だ」との試算もありますが、確かにそれだけあれば間違いは無いですが、現実的には難しいと思います。
なぜかと言うと、サラリーマンの生涯年収が2億円と言われているのに、普通の人がそんな金額を用意できるはずがありません。
投資で増やしたとか、宝くじに当たったとかなら別ですけれども。
でもやり方によっては1,000万円でも2,000万円でも出来ることもあります。
30代でセミリタイヤ人もいるし、お金がないから無理だとは言えません。
実際わたしは50代前半で、2,000万円弱で自己都合退職をしました。
あと3年働いていれば退職金も600万円増えていましたが、それを捨ててでもセミリタイヤを実行しています。
セミリタイヤをされた人の多くがやっている投資もiDeCoのみでほぼやっていません。
ではなぜこんな金額で早期退職が出来たのか?
それは住む家があったからです。
家さえあれば少ない資金でもリタイヤできます。
(わたしの場合は多少反則技を使っていますけれども)
早期リタイヤの成功のカギは住居の確保【家さえあれば何とかなる】
ただわたしの場合は少しレアかもしれません。
そして世間からは良くは思われないでしょう。
なぜなら、いわゆる子供部屋おじさんになるからです。
そうです、実家に住んでいるのです。
その年でみっともない言われるかもしれません。
いや、きっと思うでしょう。
その意見は甘んじて受けます。
でも、もしリストラや早期退職、精神的に参ったりして仕事がなくなった場合には最善の策ではないかと思います。
(まあわたしは普通に自己都合退職ですが)
住む家さえあれば、何とか生活はして行けます。
人生で一番お金がかかるのが住居費
生きていく上で一番お金がかかるのが住居費です。
持ち家でローンを完済していれば一番いいのですが、賃貸で住んでいたら無職でも家賃を払って行かなくてはいけません。
これがかなり負担になります。
払えなければ出て行かなければならないでしょう。
月5万円の家賃でも年間60万円、10年で600万円、30年で1,800万円となり、わたしが持っている資産が賃貸に住んでいたらそれだけで吹っ飛んでしまいます。
それだけ住居費は大きなものです。
でも、実家に住めば取り敢えずゼロになります。
これが精神的にも金銭的にもかなり楽になります。
早期リタイヤは住む家さえあれば何とかなる
住居費以外の支出は大したことはありません。
質素に生活するなら月々数万円で済みます。
それこそ月5万円で生活できれば30年でも1,800万円の資産があれば何とかなるでしょう。
その内、年金も貰えるはずです。
(日本が破綻しなければ)
世間的にはみっともないですけれども少ない資産でリタイヤしようと思ったらこれが一番です。
今日の一言
早期リタイヤするなら実家が一番。
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