むかしむかし国は言いました。
「年金は100年安心。老後はバラ色。安心して暮らしてください」
確かにそう言った。
それからしばらく経ちまたまた言いました。
「ちょっとだけ受給年齢を引き上げます。でも安心してください。年金は安泰です」
国民はオヤオヤと思いいましたがそれ程気にしませんでした。
そして数年後。
国は恐るべきことを言います。
「国民の皆さん。年金はヤバいです。それぞれ個人で2,000万円用意してください」
国民はザワつきました。
「100年安心はウソだったのか」
「老後は地獄なのか」
そこで国はこうも言いました。
「ただし公的年金に代わるものを用意しました。これで将来に備えましょう」
それがiDeCoです。
iDeCoで83ヶ月後に1,300万円作れなければ死ぬ無職【83ヶ月】
お気楽に適当に生きてるようでも結構崖っぷち。
仕事辞めてえ~
そう思っていたらホントに辞めてしまった無職がいます。
それが私です。
わたしは2021年3月末で定年まで13年を残して自己都合での退職をしました。
毎日毎日12時間の労働。
もちろん残業代はナシ。
そして労働時間はかなり長い。
少しばかりの貯金と30%カットされた退職金+30年間の積立金etc.で退職。
なんとも心細い感じです。
現実的に考えたら65歳の年金受給までいけるかどうかギリギリ。
仕事を辞めたら給料はゼロ。
お金が入る当てもない。
んんっ、いや1つある~
唯一の投資である確定拠出年金。
そう、あの国が公的年金をバンザイして国民に推奨した私的年金です。
これが意外と貯まっていたのです。
ただし結論から言いますとこれくらいじゃ豊かな老後は暮らしていけない。
かと言って働きたくない。
豊かな生活は望んでいないけれども慎ましくでも暮らしたい。
シュミレーションしたところ60歳までに1,300万円作らなきゃ平均寿命まではやばい感じなのです。
60歳まであと83ヶ月。
いけるのか?
会社員時代に途中から企業型確定拠出年金が導入されました。
簡単に言えば企業がお金を出してくれて自分で運営して老後に備えるというものです。
元手はナシで増えたら全て自分のもの。
ただし損したら自業自得。
このシステムを導入している企業は増えています。
皆さんの会社でも導入しているのではないですか。
わたしの会社は2005年からこの企業型確定拠出年金制度を導入しました。
初めは訳も分からず適当に投資商品を選んでいましたが退職までの十数年で貯まったお金は660万円。
現在は会社を退職したのでiDeCoに移行しています。
1,300万円まで残り640万円。
15年やって660万円なのに残り8年で640万円。
無理じゃね。
多くの人はそう思うでしょう。
ただIQ65のわたしのシュミレーションでは達成可能なのです。
指数関数的に増えるとわたしのポンコツコンピューターがはじき出しています。
残り640万円なら月にして8万円必要
企業型拠出年金は15年で660万円になりました。
上の図は1年目からの推移です。
2020年まではなだらかに増加していますが2021年に急激に伸びています。
1年間で130万円。
ここから指数関数的に伸びていくでしょう。
では60歳で1,300万円作るとしたら一体どのくらい月々増やさなければいけないのか。
およそ8万円です。
毎月の拠出金が2万円なので実質6万円。
月々8万円増やせば目標の1,300万円になります。
無理?
去年一年間で130万円増やしたわたしですよ。
月にして10万円ちょい。
楽勝としか言いようがありません。
なぜ1,300万円なのか
わたしの試算では60歳から62歳で手持ちの資産が尽きます。
そこでiDeCoの登場です。
60歳で1,300万円作りおそらく公的年金が70歳まで伸びているでしょうから10年間それで生き延びる計算です。
ガチガチのギリギリのシュミレーションです。
インフレは考えません。
考えたら確実にアウトです。
出来ればあと10年くらいデフレを期待しています。
関連:リタイア資金はいくら必要【シュミレーションしたら63歳で破産して失敗】
達成可能性100%
今月からスタートですので現時点では1,300万円の達成可能性は100%です。
毎月8万円増やせばいいだけ。
楽勝、楽勝。
月利回り1.333%。
年率にして15.96%
む、む、むりっぽいような・・・
いや、わたしのポンコツコンピューターを信じよう。
残り6,600,000万円
clickお願いします。
clickしてもらえるとわたしのぐうたら度が上がります。
関連:iDeCoで83ヶ月後に1,300万円作れなければ死ぬ無職【82ヶ月】
今日の一言
83か月後に1,300万円にならなきゃ死ぬ無職始まります。
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