【無職のメリット・デメリット】これさえ知れば無職は怖くない!

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ちょっと役立つ話

あ~もう1年かああああ~

自らの意思で修羅の道(別名「無職の世界」)に飛び込んだA係長です。

思い起こせばきっかけはただの思い付き。

ストレスから逃れたかった。

「あ~無職になりてえええ

そう思ってたらホントに無職になってしまいました。

無職になるのは簡単です。

プロ野球のFA宣言なら移籍先との合意が必要ですけれども無職のFA宣言は合意も何もない。

無職は来るもの拒まず。

退職願を出したら手続き完了です。

「今日からあなたも無職」

なんだか怪しい資格取得のための情報商材のキャッチコピーに出てくるフレーズのようですが、カップラーメンを作るよりもお手軽になれます。

ただ無職になったはいいけれどもそれって「楽しいの?」「おいしいの?」そんな疑問を持たれる人もいるでしょう。

もちろん無職にはメリットもデメリットもあります。

今日は1年間の経験をもとに無職のメリットとデメリットについて語っていきます。

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【無職のメリット・デメリット】これさえ知れば無職は怖くない!

まず無職のメリットから挙げていきます。

  1. 睡眠時間が増える
  2. 自由時間が増える
  3. 土日関係なく平日でも自由に遊べる
  4. ストレスなく生活できる

こんな感じでしょうか。

続いてデメリットを見てみましょう。

  1. 収入がない
  2. 信用がない
  3. 体重が増える
  4. 世間の目が気になる
  5. 職質されることもある
  6. 親友が布団だけ

なんだかデメリットのほうが多い気がする。

いやいや量より質なので気にしないようにしましょう。

こんな感じで無職にはメリットとデメリットがあります。

仕事を辞めて無職になって後悔した?

先に挙げたように無職にはメリットとデメリットがありますが、ではわたしが仕事を辞めて無職になって後悔したかと言いますとこれに関してはいっぺんの後悔もありません。

修羅の国のらおうさんも言っています。

「わが生涯に一片の悔いなし」

それと同じです。

よく「仕事辞めたらやることなくなって暇になる」とか「働きたくなって再就職したい」そんな声も聴きますけど今のところそんな考えは微塵もありません。

暇なら「寝る」「YouTubeを見る」「出かけてみる」そんな感じでも時間は経つものです。

「お金が無くなった」それならアルバイトで十分です。

もうわたしは50代なので将来の目標よりもダラダラ過ごすほうが大事。

そんな訳で後悔はありません(今のところ)

無職である事で考えられるメリット

では続いて無職になってからのメリットを細かく見ていきましょう。

無職にも当然ながらメリットがあります。

この日本には完全失業者と呼ばれる人が180万人以上いることから考えても無職には何らかのいい事があるはずです。

「メリット無きところに無職無し」

人は損得勘定で動くものなので働くよりも無職でいるほうがいいと思える何かがあるのです。

①睡眠時間が増える

これが無職になって一番うれしいことかもしれません。

会社員時代は毎朝、同じ時間に起きていました。

睡眠時間は平均5~6時間。

目覚ましを大音量にしてもいつの間にか止めて二度寝。

起きたらギリギリ。

常に朝は頭がぼ~っとしてブラックコーヒーで無理やり目を覚ます感じ。

それが毎朝のルーティーン。

苦痛でしたね。

今では平均10時間は睡眠がとれています。

たとえ朝早く起きても昼寝が出来るので睡眠時間はバッチリです。

これがまた至福の時。

目覚ましなんかセットしません。

「目覚ましって?」

「それ食べられるの?」

最近目覚ましが何なのか忘れてしまいました。

ちなにみ今日起きた時間は朝の14時です。

②自由時間が増える

会社員時代は朝9時から夜9~10時まで仕事だったので自分の時間は殆ど無きに等しい状態。

それがすべて自由時間になったため自分の好きに使える時間が増えました。

以前は会社から帰って来て、風呂に入り食事をすると「あ~疲れた寝よ」となりそのまま布団にダイブ。

その繰り返しで何もできず。

気づいたら1年。

ですが今はそんな生活からはサヨナラです。

時間を気にせず寝たいときに寝て、散歩したいときに歩く、町に行きたい時は行く。

本を読みたい時や勉強したい時は図書館に行く。

自由時間はたんまりあるのでゆとりある暮らしが出来ます。

さらに平日昼間からフラフラしている時に働いている人を見ると優越感に浸れます。

時間に追われることがないのでイライラすることもなく、いまでは僧侶のように心穏やかです。

③土日祭日関係なく平日でも自由に遊べる

会社員だと休日は土日や祭日と決まっているところが多いでしょう。

そうなると街中や観光地、デパートなんかは人・人・人で溢れかえることになります。

どこに行っても人だらけ。

お昼を食べるのも行列、買い物するにも行列、下手したら一日中行列に並んでいたなんてことも。

何しに行ったんだという感じです。

でも無職になったら曜日は関係はありません。

平日に観光地に行ったらゆっくりと並ぶこともなく遊ぶことが出来ます。

買い物に行ってもそう。

ゆっくり商品を見ることが出来ます。

(まあカネがないので買えませんが。これが無職の辛いところ)

ただそうかといって意外に平日でも人はいるものです。

みんな無職か?

大丈夫かこの国は。

たまに思います。

④ストレスなく生活できる

会社員時代は朝からイライラ、昼間もイライラ、夜もイライラ。

どこでもいつでもイライライライラ。

ストレス満載の生活でした。

仕事というものはストレス発生器のようなものです。

ストレスと言えば仕事、仕事と言えばストレス。

無職は仕事をしていないので人間関係でストレスを感じるということはありません。

最悪、無職は人に会わなくてもいいものです。

会社員や働いているとどうしても人間関係というものが発生してしまいます。

職場に嫌な人が居る場合はそれだけでストレスになるでしょう。

くそ、呪ってやる・・・

そんな人もいるのではないでしょうか。

もしかしたらそれ以上のこともあるかも・・・・・

無職になると犯罪者にならなくても済みます。

無職であることで考えられるデメリット

お次はデメリット。

ここまで無職のメリットを上げてみましたが「無職サイコー」「今日から無職に」と手放しで喜んでいられるものでもありません。

メリットもあればデメリットもあります。

もし無職がメリットしかなかったらきっと「小学生が将来なりたい職業アンケート」でぶっちぎりの1位でしょう。

「ぼく 将来無職になる」

そんな小学生がいたら怖いものがあります。

現実はそうなっていないのでメリットと同等かそれ以上のデメリットがあります。

得られるものがあれば失うものも当然あるのです。

①収入がない

ほぼ無職のデメリットはこれにつきます。

わたしが無職になった時は毎日グーグル検索に「カネ」と無意識に打ち込んでいました。

会社員は自由な時間がない、睡眠時間がない、ストレスがいっぱい。

その見返りにおカネが貰えます。

無職は自由な時間がいっぱい、睡眠時間が無限、ストレスは限りなくない。

その代わりおカネは貰えません。

世の中うまくできています。

無職でおカネがガッポガッポならこの世の中は無職だらけになってしまいます。

そうなっていないのでやはりこれはぶっちぎりのデメリットでしょう。

おカネがないから宝くじやギャンブルで増やそうとする。

そしてさらにおカネを失う。

これはやめたほうがいいですね。

どうせなら佐渡島に行って砂金堀でもしましょう。

宝くじよりは可能性があります。

②信用がない

無職は世間からは当然のことながら良くは思われていません。

(もしかしたらそこら辺にいるネコのほうが信用があるかも)

無職というだけで犯罪者と思われています。

もちろん銀行は犯罪者にはおカネを貸してくれません。

クレジットカードも作るのは結構難しいでしょう。

無職と信用がないは同義語です。

そんなわけで信用もないし世間の印象はかなり悪いです。

なのでわたしは契約書とか職業欄の記入があるものは極力避けています。

これは一種の職業差別かもしれません。

もっとも無職が職業と言えるならですけれども。

(でも職業記入欄に無職という欄がある)

③体重が増える

無職は基本家から出ないのでカロリー消費量が赤ちゃん並みです。

意外と仕事でカロリーを消費していたことに驚くことになるでしょう。

しかも悲しいことに食べる量は減りません。

その結果・・・

気づいたころには手遅れです。

1年後、友達と待ち合わせをした時に声もかけられずスルーされてしまいます。

「俺だよ 俺!」

悲しい思いをするでしょう。

鏡に映った姿を見るとさらに驚愕します。

「誰?」

なので基本無職は散歩が日課になりがちです。

筋トレもします。

わたしもダンベルや腹筋運動に使う道具を買いました。

今では埃をかぶって転がっていますけれども。

見なかったことにしましょう。

対策としてたまにアルバイトをするのはいいダイエットになります。

動いてカネを貰う。

一石二鳥です。

関連:筋トレに必要な道具はこれ!この2つがあれば他はいらない【1か月先には別人】

④世間の目が気になる

家から出るのが怖い。

たまにそんな感情を覚えます。

近所の人がなんだかよそよそしくなるのを肌で感じるようになります。

「おはようございます」

「行ってらっしゃい」

以前なら朝はこんな感じでしたが最近は違います。

「おはようございます」

「・・・・・・・・」

一瞬間が空きます。

言いたいことはなんだかわかりますけれども誰も口に出しては言いません。

たまに「仕事は?」と聞かれますが「無職」とは言いづらいので「家でできる仕事を・・・」とごまかしています。

仕事と言えるかはわかりませんがブログを書いているので全くのウソではないでしょう。

収入はありませんが・・・・

仕事=収入があるとは言えないのでこれはこれでありです。

ハローワークでも言っていました。

「収入がなくても仕事をしたら申告してください」と。

今後「無職」と堂々と言える日はくるのでしょうか。

無職に人権を!

無職党でも出来ないものでしょうか。

⑤職質されることもある

昼間公園にいたら警察官からチラチラ見られます。

まだ声をかけられたことはありませんけれども声をかけられるのも時間の問題でしょう。

当然ながら会社員は平日昼間からフラフラしていません。

でも無職は違います。

いつでもどこでも平日行くことが出来ます。

やはり警察官に遭遇する頻度が高いことが一因でしょう。

また「無職=悪い事」という思想が世の中の主流となっています。

わたしもそんな思いがあるのでそれが態度や挙動に出ているのかもしれません。

対策として堂々とした態度をとるようにしています。

⑥親友は布団だけ

無職になると家から出るのが面倒になります。

家から出なくてもなんとか生活できるのが悪いのかもしれません。

その結果寝ることが多くなります。

今のわたしの一番の親友は布団です。

冬場は特に親友度が3割増しと急上昇します。

無職に向いている人と向いていない人

以上無職のメリットとデメリットをお話ししましたが、次に「無職に向いている人と向いていない人」について考えてみます。

「将来プロ野球選手になる」

そう思っていた子供がみんな野球選手になれるものでもありません。

もしなれるなら各県にいや各市町村にプロ野球チームが作られているでしょう。

当然ながらそうなっていません。

無職にも適性があり、物事には向き不向きがかならず存在します。

無職になるのにも才能と努力が必要なのです。

1年間無職をやってみてわたしが思った「無職に向いている人と向いていない人」を挙げてみましょう。

無職に向いている人

それでは無職に向いている人はどういった人なのか?

  1. 生活リズムを自分で組み立てられる人
  2. プライドを捨てられる
  3. 楽観的な人
  4. 時間の使い方がうまい

代表的なものはこんな感じでしょうか。

①生活リズムを自分で組み立てることが出来る

無職は生活リズムがおかしくなります。

会社員のときは決まった時間に起きていましたが無職になればその必要がないためいつまでも寝ていられます。

朝が夜になり、昼が朝になり、夜が昼になったりします。

朝食だったと思ったら実は夕食だったなんてザラ。

時間を超越した生活です。

世間とはかけ離れた別世界の住人のような生活になってしまうことが多いのではないでしょうか。

ある日は「食べて寝る」それだけで完結。

そしてまたある日は「一日中ゲーム」でお終い。

楽しいと言えば楽しそうですけれども、無職は社会から一度離れるともう普通の生活に戻れないところまで行ってしまいます。

体調にもよくありません。

一度狂った生活リズムを戻すのはなかなか大変なものです。

たとえ無職といえども最低限の生活リズムは必要になるので自分を律することが出来る人でないと難しいかもしれません。

②プライドを捨てられる

無職にとっての大敵はプライドです。

どんな人でも「他人からよく見られたい」「自分は他人より上だ」そんな感情を少なからず持っています。

必要ありません。

無職になりたい人はそんなプライドは丸めてゴミ箱に捨てましょう。

「カネないから奢って」

「おカネ貸して」

これぐらい言えないと真の無職にはなれません。

下手なプライドは一円にもならないのです。

プライドは百害あって一利なし。

クソくらえです。

もしプライドを持つとしたら「俺はプロの無職だ」この一つのみ。

ただ自分を卑下する必要は全くありません。

「無職ですが それが何か問題でも」

そのくらいの気概が大事です。

③楽観的な人(いい意味でのバカ)

「なんくるないさ」

沖縄県人のような楽観さを持ってる人は無職の要素を兼ね備えています。

事実、沖縄県は無職率ナンバーワンです。

「働いていないことに罪悪感を持っている」こんな感情を抱いている人は無職失格です。

「無職上等」これくらいの精神をもちましょう。

楽観的な人、何も考えていない人、そしてバカ(いい意味で)、こんな人は無職の素養十分です。

④ 時間の使い方がうまい

無職は自由時間が捨てるほどあります。

この莫大な時間をどのように消化していくのかが大事。

時間の使い方が分からない人はこの時間に押しつぶされてしまうでしょう。

趣味でもいいですし、極論を言えば昼寝でもいい。

どのように時間を使っていくか、その使い方がうまい人は無職生活を堪能することが出来ます。

もっともそんな能力があれば出世して無職にはなっていないでしょうけれども。

無職に向いていない人

お次は無職に向いていない人。

  1. おカネがない
  2. 常識がある
  3. やりたいことがない

こんな感じでしょうか。

①おカネがない

身もふたもない話ですけれども貯金ゼロでは無職になれません。

少しでも貯金しましょう。

顔を洗って出直してください。

②常識がある

常識がある人は無職という選択肢をまず選ばないでしょう。

非常識だから無職になっている。

違いますか。

ある意味変わり者で無ければ無職は務まりません。

無職は「勤労の義務」「納税の義務」を放棄することを意味します。

そしてワンチャン軽犯罪法違反になります。

生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず且つ一定の住居を持たない者で諸方をうろついたもの(同法1条4号)に対し、拘留刑(1日以上30日未満の身柄拘束)や科料刑(1万円未満の強制徴収)を科すものとされる。

常識を持った人ならば考え直すでしょう。

③やりたいことがない人

最後は真面目に。

やりたいことがなにもないままただ仕事を辞めると無職になっても意味がありません。

特に仕事一筋みたいな人はいざ無職になったら日々退屈な日常が待っているでしょう。

わたしのようなおじさんならそんなに重要ではありませんが、若くてこの先多くの時間が残されている人ならやりたいことがなければ死んだような生活になります。

やりたい事なんてなんでもいいのです。

もし無職になるなら前もって探しておきましょう。

最後に

いろいろ言いましたが無職は誰でも簡単になることが出来ます。

ただ続けるのには努力と才能が必要。

なかなか無職は奥が深いものです。

 

今日のひとこと

無職は誰でも出来る。ただ続けられるかはあなた次第。

コメント

  1. deds より:

    無職に向いている人の特徴はそのまんま仕事に向いている人の特徴じゃんか

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