最近「生活が苦しい」との話をよく聞きます。
給料が上がらない。
税金や社会保険が高い。
物価が上がった。
これらも一つの要因でしょうけれども主たる原因は他にあるように思えます。
生活が苦しいのは誰のせいなのか？
節約してギリギリの生活。
- 食費を削る
- 光熱費を削る
- 外食を削る
色々対策をしているけどますます生活は苦しくなる。
でもこれって重箱の隅をつついた感じで大勢には影響がないのではないでしょうか。
生活が苦しいと言っている人は実は贅沢をしている。
生活が苦しいのは結局は自分で自分の首を絞めていることが原因なのではと思います。
生活が苦しいのは誰のせい？【自分で自分の首を絞めている】
景気がいい時代「消費は善」で「節約は悪」でした。
家を買っていい車に乗っていい生活をする。
- 節約
- 不要なものも買わない
- 我慢しない
そんな生活は考えられませんでした。
一億総中流社会。
みんなが贅沢して楽しい生活。
みんなが贅沢するから自分も贅沢をする。
でもそんな楽しい時代は終わって今は生活が苦しい。
当たり前の話です。
景気のいい時代と同じような暮らしをしていたら生活が苦しくなるのは当然です。
節約している？
ホントでしょうか。
昔の普通は今のちょい金持ちと同じ
景気のいい時代は「金持ち」と「普通の庶民」がたくさんいました。
ただこの時代の普通は今で言うなら「ちょいお金持ちの生活」です。
昔の普通は今のちょいお金持ち。
言い換えれば今の普通は昔のビンボーと同じなのです。
でも生活水準はちょいお金持ちと同じ。
生活が苦しくなっても当たり前です。
生活レベルを落せない
景気のいい時代は家を買っていい車に乗って贅沢が出来ました。
家や車をローンで買っても全然生活は苦しくない。
給料が上がって収入が増えればノープロブレム。
ローンで借金がバァーンと膨れ上がっても何とかなるさと気にしない。
実際何とかなった。
- 家をローンで買う
- 車をローンで買う
- 子供には良い教育を受けさせて塾代が跳ね上がる
でも何とかなった。
それが普通。
みんなそうしている。
一億総中流社会だから出来たワザ。
でも今の普通は昔のビンボーです。
以前と同じような生活をしていると生活が苦しいのは当たり前。
みんな普通だと思って以前と同じ生活をしています。
普通じゃないのに無理して普通と思い込んでいる。
ビンボーなのに昔と同じ生活水準。
まわりを見ると家を買っている。
車に乗っている。
子供は塾に行かせて教育費爆上がり。
自分も同じにしなきゃと不安になる。
まわりにビンボーと思われたくない。
みんなが必死に普通の生活を求めるから全員がビンボーに一直線。
中間層がみんな仲良くビンボーへ。
そりゃ生活が苦しくなります。
もう以前の普通じゃない
昔の中流と呼ばれた人は
- 家をローンで買う
- 車もローンで買う
- 子供を塾に通わせる
これが普通の生活でした。
みんな普通に無理せずこんな生活が出来ました。
一方昔の生活が苦しい人は
- 家も買えない
- 車も買えない
- 子供も塾に通わせてあげられない
我慢して生活していました。
今生活が苦しいと言っている人は昔の生活が苦しい人と同じです。
でも我慢しない。
同じように普通の生活を無理してしています。
生活が苦しいのは自業自得
国が「家を買え」「車を買え」「教育は必須」と強制して生活が苦しくなった。
文句言えます。
ビンボーになったのは国のせいです。
「税金安くしろ」「社会保険負担を減らせ」言っても良いです。
でも家や車を買う事や子供を塾に通わせることは強制ではありません。
持ち家が無くても日本には住める。
車が無くてももちろん住めます。
塾に行かなくっても勉強もできる。
でも税金や支出が高いと言って不平や不満を言う。
国が家を買えとは強制はしていません。
車が無いと日本に住めないとも言いません。
自分の意志で家を買って車を買って自発的に税金を払っています。
教育費が高いと言う。
自分で進んで払っています。
住居購入費や固定資産税が高いと言います。
でも国は家を買う事を強制していません。
ガソリン代や重量税・高速代など車にかかる税金が高いと言います。
でも国は車を買えと強制していません。
塾代や学費が高い。
でも国は強制していません。
強制ではなく任意。
自分から進んで払う事を選択しています。
自分がビンボーと認めたくない
みんな生活が苦しい。
でも生活水準は落とせない。
落したいけれども周りを見て「自分だけは落とせない」とみんなが牽制しています。
まわりは家も車も買っている。
子供は塾に通って大学進学。
ビンボーだと思いたくない。
無理してそう思っています。
みんながそう自分に言い聞かせているから一緒に生活苦へ真っ逆さま。
「これが普通の生活」と普通以上の生活をしている事をしている自覚がない。
お金持ちの生活を普通の人がしていたらそりゃ生活が苦しくなります。
今の生活水準を手放したくない。
そりゃ無理です。
実際生活が苦しいと言っている人は苦しくない
でも今生活が苦しいと言っている人はホントは生活が苦しくないのではとも思います。
ギリギリ生活が出来ている。
ホントに生活が苦しい人はそんなことも言えない。
- 家も持っていない
- 車も持っていない
- ましてや子供の教育費も払えない
全てを手放してビンボーと自覚して生活しています。
生活が「苦しい苦しい」と言いながら何ら手放すことをしない。
ホントに苦しいなら「家を売る」「車を売る」「子供を塾にも行かせられない」など生活水準を強制的に落とすしかない。
でもそれをしない。
結局生活が苦しいと言っている人はホントは苦しくない人なのかもしれません。
今日の一言
生活が苦しいと思っている人はビンボーと気づくべし。
コメント
みな自分が悪いとみじめなので責任転嫁してるんだ。卑怯者の集団だ。