裁判所は誰でも入れる?無職が一日傍聴してみた【予行演習?】

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無職生活

無事故無違反。免許はゴールド。

無職だけれども前科ゼロ犯のA係長です。

わたしは今法廷にいます。

正面には裁判官。

左手に弁護士。右手に検察官。

重くるしい雰囲気。

静寂な時が流れる。

これから一体わたしはどうなるのでしょうか・・・・。

ついに一線を越えてしまったのか。

ついにやったか。

さすが無職。

そう思ったあなた反省してください。

いえいえそうではありません。

わたしは確かに法廷にいますが被告席にいるわけではありません。

傍聴席に座っています。

今日は社会見学を兼ねて裁判所にやってきました。

みなさんは裁判所に行ったことがありますか?

どんなことをするのか知っていますか?

「まああれでしょ。悪いことをした人を裁くところ」

多くの人はそんな感じだと思います。

ざっくりとは分るでしょうけれども実際どんな感じで裁判をしているのかまでは分からないでしょう。

フツーに暮らしていたら行く機会なんてないですから知らなくても当然です。

もちろんわたしも今まで行ったことはありません。

今日始めて来ました。

では実際どんな感じで裁判が行われるのか?

これから裁判所に行かなければならない人に向けて体験していきます。

これから犯罪をしそうな人どうぞ参考にしてみてください😀。

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裁判所は誰でも入れる?無職が一日傍聴してみた【予行演習?】

まず裁判所は気軽に誰でも行けるのか。

答えは誰でも行けます。

犯罪者や司法関係者はもちろん当然ですけれども無職でも会社員でも行くことが出来ます。

裁判所人を選ばずです。

しかも裁判所は全都道府県にあります。

ちなみに地方裁判所は、北海道を除く都道府県に各一ヶ所、北海道に四ヶ所、合計で50ヶ所に設置されています。

そして当然ながら市役所などと同じく公共施設なので入場は無料です。

タダで裁判が見られるのです。

ドラマで見慣れたシーンですけれどもガチの裁判が、ノンフィクションの裁判が、リアルな裁判が見ることが出来ます。

裁判所に入るにはいくつかの関門がある

誰でも裁判所に行くことはできる。

ただ市役所のように簡単に中に入ることはできません。

市役所ならふらっと入ることが出来ますけれども裁判所はそうはいきません。

誰でもと言いましたが中には入れない人もいます。

ただフツーの人は大丈夫です。

入れない人それは・・・・・・。

一言で言えば「アブねー奴」

爆弾をもっていたり、凶器を持っていたり、はたまた細菌兵器を持っている人は入口の警備員に確実に止められます。

ただそんな人は裁判所にたどり着く前に警察官に取り押さえられるでしょうけれども。

まあ実際には後日裁判所に強制連行されるでしょうから「アブねー奴」も入れると言えるかもしれません。

ただし傍聴席ではなく被告人席で。

あともしかしたら見た目でも入れない人がいるかもしれません。

なにせ人は見た目が9割というぐらいですから。

ただこんな人も後日に入れるかもしれません。

傍聴席でなく原告席で。

まあ冗談はこれぐらいにして実際の入場はどうだったかということを話していきましょう。

入口は厳戒態勢

まず第一の関門。

入口外に警備員が立っています。

見た目チェックをしているのでしょうか。

わたしは合格したみたいなので難なく入口の中に入ることが出来ました。

そして第二の関門。

手荷物検査があります。

バッグはもちろんのことポケットに入っている小銭、携帯などすべての持ち物を大きなトレーに入れてチェックされます。

ではここで最近はやりの個人情報を盾に手荷物検査を拒否すればどうなるのか。

きっと出口を案内されることになるのでしょう。

また危ないものを持って見つかったらここでサヨナラでしょう。

ちなみに危ないものとは明らかに凶器と分かるようなもの(包丁、銃、爆弾、刀)などはもちろん、はさみやカッターなども含まれるようです。

さらに長傘も凶器とみなされます。(そういえば昔傘で殺人事件があったような気が)

裁判所に行くなら晴れの日が無難かもしれません。

そして最後の関門。

ゲート式の金属探知機を使った検査が行われています。

空港などで行われているあれです。

更にわたしはゲートで引っかかり棒式の金属探知機でも検査されました。

金歯が引っかかったのかもしれません。

3つの関門を潜り抜けこれでやっと裁判所の中に入ることが出来ます。

なかなか厳重です。

中に入ると意外と人が少ない感じです。

今日は平日。そして午前9時半。フツーの人は働いているので当然かもしれません。

逆に人が多いほうがおかしい。

行列のできる裁判所。

犯罪者と訴える人でいっぱいだったら世も末でしょう。

注意すべきこと

裁判所で傍聴するためにはいくつかの注意事項があります。

①撮影・録音禁止

まず裁判所内は撮影禁止です。そして録音も禁止されています。

携帯での撮影やレコーダーでの録音が見つかれば叩き出されるかもしくは被告席に行くことになるかもしれません。

②服装は自由。

ただし全裸やパンツ一丁はきっとダメでしょう。

そして最近は新型コロナウィルス感染防止のためマスク着用が必須となっています。

③傍聴できる日程表は1階にある

開廷表にその日公開されている裁判の部屋番号や時間、罪状などスケジュールが載っていますのでこれで見たい事件を選ぶことができます。

開廷表は1階の受付や入り口付近に置いてあります。また法廷の前の壁にも貼られています。

④予約は必要ない

基本どの裁判も予約なしで傍聴することが出来ます。法廷が開かれていれば,事前に申し込まなくても傍聴することができます。「傍聴人入口」の扉から中に入り傍聴席に座って傍聴してください。開廷10分前くらいに入ることが出来ます。

ただ裁判員裁判など新聞やTVで報道されている大きな事件は当日に傍聴券が配られることになっており傍聴券がないと傍聴できません。傍聴券を交付する事件は裁判所のHPに掲載されているので事前に確認できます。

おやつは300円まで

法廷内は飲食は禁止です。おやつはダメです。

実際おじさんが裁判中水を飲んで裁判長から怒られていました。映画館と混同しないようにしましょう。

⑥法廷の前に傍聴の注意事項が貼ってある

法廷の前にはだいたい次のような注意事項が貼ってあるので確認しておきましょう。

◆服装を整え、鉢巻き、ゼッケン、たすき、腕章、その他これに類する物を着用しないこと。(応援する人がいたのか?)
◆危険物、旗、のぼり、プラカード、ヘルメットなどを持ち込まないこと。(デモした人がいたのか?)
◆裁判長の許可を受けないで写真撮影、録音、放送をしないこと。
◆静かにし、発言、拍手など騒がしい言動をしないこと。
◆開廷中みだりに自席を離れたり、不体裁な行いをしないこと。
◆その他裁判長の命令及び裁判長の命を受けた裁判所職員の指示に従うこと。(おじさん怒られていた)
以上のことに違反した者は、入廷を禁止され、又は退廷を命ぜられるほか、処罰されることがあります。

⑦法廷は出入り自由

裁判は公開されているので審理中の裁判でも途中から法廷に入ったり出たりすることができます。

裁判は同時に複数いろいろな部屋で行われているので「はしご酒」ならぬ「はしご裁判」が出来ます。ただ個人的には最初から最後まで一つの裁判を見たほうがおもしろいと思います。

そして法廷では厳粛に審理が行われているで必要もないのに出入りしたりすると裁判の妨げになるので注意しましょう。

また、立ち見はできません。

⑧写真撮影や録音をすることはできないがメモを取ることはできる

法廷では裁判長の許可がないと撮影や録音は出来ませんがメモは出来ます。(基本マスコミに対してで個人はそもそもダメでしょう)

何か記録したいなら筆記用具持参することをおススメします。

⑨法廷では静かにしないといけない

法廷では審理の邪魔になるぐらいの声で他の人と会話したり裁判長や当事者に向けて発言したり拍手をしたりすることは禁止されています。スマホも鳴らないようにしておきましょう。

➉傍聴のルールや裁判長の指示を守らないと最悪処罰される

裁判長には法廷の秩序維持のために退廷命令その他必要な処置をすることが法律で認められています。

傍聴ルールに違反すると裁判長がルールを守るように注意や指示をしてきます。(何度も言いますがおじさん怒られてました)

裁判長の注意や指示に従わないと退廷命令といって法廷から出ていくように命令されます。

退廷命令に従わないと場合によっては裁判所の職員や警察官が法廷に入ってきて強制的に退廷させられる可能性もあります。

さらに裁判所の職務を妨害したとして20日以下の監置若しくは30,000円以下の過料という罰を受けるおそれもあります(法廷等の秩序維持に関する法律2条)。それだけでなく、審判妨害罪という犯罪にあたるとして1年以下の懲役若しくは禁錮又は1,000円以下の罰金という刑事罰を受けるおそれもあります(裁判所法73条)。

傍聴席から被告席へ。それだけは避けたいものです。

いざ法廷へ

結構裁判は行われています。

民事・刑事事件合わせてこの日は20件近くの裁判が開かれていました。

やはりここは刑事事件でしょう。

ドラマのようなやり取りが行われるのか。楽しみです。

リーガルハイのような弁護士がいたらヤバい。

果たして古美門研介はいるのか。

窃盗・放火【3回目審理】

では一発目。

被告40代。男性。

予定時間1時間。

罪状:「住宅侵入」「現建造物等放火」「建造物侵入」「窃盗」「非現住建造物等放火」「住居侵入」「建造物損壊」「器物損壊」「建造物等以外放火」

どんだけ罪状があるねん。

多すぎだろ。

傍聴席は全部で60席。

大体座っているのが20人くらいでしょうか。

ただマスコミとか関係者がほとんどで純粋に傍聴マニアは2~3人と言ったところ。(ジャージのおっさんは間違いなくマニア。あと高校生位のお兄ちゃんは社会見学か)

正面中央に裁判官が3人。左手に弁護士2人。右手に検察官が2人。

そのほか裁判所事務菅、裁判所書記官を合わせて総勢15名。

結構多い感じ。

放火はやはり重罪なのか。

被告人登場。手錠をかけられて警察官2人に囲まれています。

ただ被告席では手錠は外されていました。

審理開始。

法廷内全員が起立して礼。

そのあと裁判は淡々と進んでいきます。

やはり古美門研介はいませんでした。

残念。

ここで分かったことが一つ。

検察官は風呂敷を使うと言う事。

資料を風呂敷に包んでいました。(風呂敷の需要はここにあったのか)

まず検察官が被告人に質問。そのあと弁護士がそして裁判官が質問という流れ。

それの繰り返しです。

で内容はというとさっぱりわかりません。

3回目の審理なので何がどうなっているのか分かりませんでした。

終始放火現場の位置関係についての話しばかり。

やはり裁判は初めから見たほうがいいかも。

流れがつかめません。

しかも予定時間を30分もオーバー。

わいせつ未遂【判決】

続いて2件目は部屋を移動。

被告20代。男性。

予定時間10分。

罪状:「わいせつ未遂」

未成年に対するわいせつ未遂です。

この部屋は前と比べて少し狭い。傍聴席30席。

裁判官1人。弁護士1人。検察官1人。裁判所書記官1人。全部で4人。

こじんまりした法廷です。

ここで気づいたことが一つ。

左手に検察官。右手に弁護士。

検察官と弁護士の位置関係が逆になっていました。

傍聴人は私を含めて5人。(判決のみは人気がないのか)

被告登場。やはり手錠をかけられています。

最初に裁判官が「主文 被告人を・・・・・」

やっぱりこれ言うのね。

懲役1年6月の実刑。

この時わたし笑いそうになりました。

「いちねんろくげつ」

裁判官がそう言ったのです。

裁判用語面白い。

窃盗【新件】

続いて同じ部屋で傍聴。

傍聴人は少し増えて10名ほど。

被告20代。男性。

予定時間1時間。

罪状:「建造物侵入」「窃盗」

今回は第一回目なので流れが分かります。

被告人登場。やはり手錠をかけられています。

見た目はフツーのおにいちゃん。

自分の勤めていた会社に侵入して金庫から現金30万円を窃盗。

被告人は何度かの補導歴あり。

裁判官1人。弁護士1人。検察官1人。裁判所書記官1人。全部で4人。

弁護士だけが変わってあとの3人は前の事件と同じ布陣です。

裁判スタート。

まず裁判官が被告人に氏名、住所など確認。

この裁判官は温厚そうな感じで諭すように被告人に質問していきます。

言葉遣いも丁寧でやさしい。

続いて検察官。こちらは淡々と話していきます。(事件の時系列。証拠の数々等)

イメージ通りの検察官。

最後に弁護人は争う姿勢もなく「情状酌量を」と言ったのみで終了。

今回分かったこと。

30万円の弁済はナシ。

事実関係に争いはナシ。

療育手帳を持っている。

療育手帳とは知的障害のある人が,障害者福祉サービスをはじめ,いろいろな支援を受けやすくなるため交付している障害者手帳。

審理は今回で終了。判決は1週間後。

どんな判決が出るのでしょうかね。

裁判所には食堂がある

午前の部が終了。

次の裁判が始まるまで1時間以上あります。

時刻は12時過ぎ。

おなかも減ってきた。

とゆーことで昼食を食べることにします。

裁判所には食堂があります。

本日はカツカレーを注文。550円なり。

結構でかい。

ただ裁判所の食堂は市役所と違いメニューが少なく値段も高め。

日替わり定食が2種類で500円。日替わり丼が450円。カレー440円。カツカレー550円。ラーメン450円。

あとうどんとおむすびぐらいか。

客が少ないから仕方がないのかもしれません。

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業務上横領【判決】

午後の部スタート。

被告50代。男性。

予定時間10分。

罪状:「業務上横領」

部屋は前回と同じ。

裁判長と弁護士は変わって検察官は同じ人。

傍聴席には2人。

被告人登場。

今回は手錠をかけられていません。基準は何なのでしょうか。

事件内容は勤めている会社から100万円を横領。

弁済ナシ。

判決は実刑1年2か月。執行猶予ナシ。

「いちねんにかげつ」

今回はフツーに1年2か月と言っています。

6だけなのか言い方が変わるのは。

窃盗【新件】

本日最後の裁判。

被告70代。女性。本日初めての女性です。この被告も手錠をかけられていません。ホント基準は何なのでしょうか。

予定時間1時間。

罪状:「窃盗」

部屋は前回と同じ。

裁判長と検察官同じで弁護士のみ変わっています。検察官働きすぎ。

傍聴席は6名。ジャージのおじさんもいます。絶対マニアだね。

この裁判で傍聴席のおじさんが水飲んで裁判長から怒られていました。

事件内容。

簡単に言えば万引き。被害金額700円。サランラップとマヨネーズの万引き。弁済あり。

700円ぽっちで裁判にかけられるのか。弁済もしている。ビックリです。

しかも被告は高齢。杖もついています。

更にビックリなことが。

みんな被告に厳しい。

検事はまあわかる。裁判官は中立の立場だけれどもなんとなくわかる。弁護士までもが被告人に厳しい。

味方のはずの弁護士が敵。それともこれは作戦なのか。

全員敵なカオス状態。

ただ裁判が進むにつれてだんだん納得。

被告人は前回も万引きをして執行猶予1年2か月の判決を受けています。

しかも今回で万引き十数回目。

そりゃみんな怒るわ。

ただこの被告は窃盗症の治療を受けています。

癌の治療も受けている。

窃盗症とは万引きなどの窃盗行為が止められない心の病です。 窃盗犯の1-2割を占めると言われる、盗みたい衝動をコントロールできない依存症「クレプトマニア」。

しかも高齢。

みんなから責められるのを見ているとなんだか悲しくなります。

もちろん窃盗は悪いことですけれども。

判決は3週間後。

どうなるのでしょうか。

前回の執行猶予が取り消されているので確実に今回は実刑になるでしょう。

最後に

今回は強盗や殺人などの凶悪事件はありませんでした。

ただ法廷ではいろんなドラマがあります。

そして一つ分かったこと。

それはフツーの人が事件を起こしてしまうとゆー事。

社会的弱者と言われる人も中には。

なんだか切ないね。

 

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今日のひとこと

犯罪はフツーの人がおこすもの。いつ自分がなってもおかしくない。

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