定年退職したらお金が一時的に増えます。
多くの人は退職金が出るから。
大多数の人はこの時が一番のピークなのではないでしょうか。
ニヤニヤ、ニヤリ、ニヤリ
通帳に振り込まれた金額を見てニヤニヤが止まらない。
わたしのように早期自己都合退職の場合は減額されてしまいますがそれでも何某かはもらえました。
その時に良くある話が退職金を投資にぶち込んで運用するというもの。
今まで投資をやったことが無いけど投資で運用。
全財産を投資で運用～
大きく増やすぞ～
リタイア後はバラ色の人生
「だって収入がもうないのだから」
「老後が不安」
投資のとの字も分からないけど何だか投資をしないといけないと思ってしまう。
だってみんなやっているから。
その結果悲惨な目に合う事もあります。
みんながやっているから大丈夫。
リタイア後のその考え危険だと思います。
頭の中がお花畑すぎ。
現役時にはリスクを取った行動はまあ分かる。
でも退職後はリスクを取らないことも必要。
退職後はお金を増やすよりも減らさぬこと。
過度に投資に偏らず堅実な生活が一番です。
リタイア後はお金を増やすよりも減らさぬこと【思わぬ落とし穴】
普通なら現役の時にリスクを取った運用をしてリタイアしたらローリスクの運用をする。
なぜなら現役の時は定期収入があるから失敗してもカバーが出来ます。
そして運用年数もまだまだ長い。
対してリタイアしたら収入も少なく運用年数も短い。
リスクを取った運用をしてお金を減らせばリカバリーは難しくなります。
そんなことわかっている？
でも反対のことをする人がいます。
投資は減ること無く増え続けることと考える人がいます。
打ち出の小づちのように考えている。
振れば振るほど（投資をすればするほど）お金が増えていく。
退職したら収入が無いからすべての資産を投資運用で増やそうとする。
増えればいいですけれども減らせば悲惨な老後が待っています。
資産は増やすより減らさないようにすることの方が簡単
リタイア後にお金を増やすことはなかなか難しいものです。
それよりも減らさないようにすることの方が簡単。
仮に２万円支出を抑えることが出来たらそれは２万円収入を増やしたことと同じです。
しかも確実に資産減を抑えることが出来ます。
そこに運の要素はありません。
運用は確実には増えません。
減ることもある。
運の要素があります。
わたくし事ですが半月かけて増やした利益が一夜にして吹っ飛んでしまいました。
中国の不動産会社が潰れかけたおかげで急降下しました。
まあ額は多くはありませんがそんなこともあります。
リタイアして資産運用に失敗
FIREの定義に資産を４％で運用してその運用益で生活というものがあります。
４％でも運用益を出そうと思ったらイメージ的にはまあまあリスクのある感じ。
上記の中国の不動産会社。
投資した人が多くいます。
そんな潰れかけた会社に投資した人が「お金を返せ」と詰めかけていますがそもそも投資とはそんなもの。
利回りが高い投資はリターンが大きい程危険が大きい。
お金を返せと言っている人はかわいそうですけれども実際は理不尽な事を言っています。
大きなリターンは受け取るけれども不利益は受け取らない。
高配当に釣られて投資したのにリスクは許容しない。
普通に考えればおかしなことです。
リスク分散が大事
何事もリスク分散が大事。
特にリタイア後は慎重に考えなければならないと思います。
世の中投資投資と言いますが得をする人がいれば損をする人もいる。
みんながハッピーはあり得ません。
自分だけは大丈夫！
それはギャンブラー的思考です。
ギャンブラーは負けることを考えない。
勝つと思うからギャンブルをします。
投資をする人も多少そのような側面があります。
損をしないと思っている。
でも現実には損をする人もいます。
勿論投資はギャンブルよりも遥かにお金が増える可能性は高い。
でも確実ではない。
リタイア後の過度な投資は危険。
リタイア後は堅実をまず第一に考える。
そして投資をするならリスクを許容できる範囲で行うことが大事。
投資をするにしても損をする事もあります。
過度に依存しない。
そう思える範囲でするのがいいのではないでしょうか。
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今日の一言
１０万円一瞬でぶっ飛んだ！
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