がんばる事をやめました。
働いていた時は結果を出そうと自分なりに考えてがんばってきました。
朝決まった時間に起きて夜決まった時間に寝る。
その繰り返し。
1日会社に12時間。
休みの日は疲れて寝ている。
月に2日から3日は休みの日にも仕事をしたりしていました。
でもある日ふと思ったのです。
「このままでいいのだろうか」
定年が60歳としたらあと8年。
最近では定年延長の流れになっていますから、70歳くらいまでこの先働く事になるかもしれません。
でも、がんばったところで何かを得ることはもう無いのではないか。
日に日にその思いは大きくなり、それで会社を退職してがんばることをやめました。
わしは自慢じゃないが頑張ったことが無い。
気づくのが少し遅かったかもしれませんが、結果は間違っていなかったと思います。
少しずつ精神や体力が回復しています。
無理し続けていく事がいかに体に悪いことなのかがはっきりと分かりました。
好きな事で頑張ることはいい事ですけれども、嫌な事で頑張ることは自分が壊れてしまいます。
もうがんばることをやめた【ほどほに生きていく事は悪いことなのか】
2月から会社に行かなくなりましたが生活自体は大きくは変わっていません。
ただ仕事をしていないだけです。
仕事をしていた時には嫌だった朝起きる事。
今も起きる時間は変わっていませんが、なんだか普通に起きれています。
ただ嫌な感じではないんですよね。
あれだけ朝嫌だったのに。
がんばって起きなくても普通に起きれます。
がんばる事をやめてもそんなには変わりません。
むしろ精神的な負担が無くなり元気になれます。
がんばらない事は結果を求めない事
がんばらないという事は結果を求めない事です。
なぜ頑張るのか。
それは結果を出そうとするからです。
働いていたら結果を求められます。
仕事をしているとどうしても結果を出そうとしてしまいますよね。
がんばっちゃうんですよ。
出世とか諦めていたとしてもまったく「頑張らないようにすること」は出来ません。
少しは手を抜けばよかったんでしょうけれどもどうしても駄目でした。
個人成績がでる営業ならがんばれば頑張っただけ結果が出る確率は上がります。
ただチームでする仕事で言えば一人が頑張ったぐらいではあまり関係が無いように思えます。
でもそうできない人もいるのではないでしょうか。
どうしても頑張っちゃう人。
わたしもどちらかで言えばそっちの部類です。
だから辞めました。
がんばらない事はダメな事なのか
辞めたのは極端ですけれども、あまり頑張らなくてもいいのではないかと思います。
時には手を抜く事も必要です。
結果を求めない事も大事だと思います。
今の日本には、おカネをたくさん稼がなければ「楽しい生活が手に入らない」そう考えている人が多いようです。
だからといって「がんばっておカネを稼ごう」とすると今度は仕事に関するさまざまなストレスが増え心がどんどん苦しくなります。
「正義」と「がんばり」だらけの世の中は、決して住み良いものではありません。
あなたの「がんばり」は本当に必要でしょうか?池田 清彦 (著)
過度のがんばりはしないほうが良いと思いますよ。
がんばっても頑張らなくても結果はあまり変わらない事もあります。
やる時はやるけれども、やらない時は目いっぱいやらない。
そんな感じでいいのではないですか。
がんばらないことがかえっていい結果を出すこともあります。
結果を求めないから「駄目なら駄目でいい」そう思うと、逆にいい結果が出る事もあります。
いま筋トレをしていますがほどほどにしています。
なにがなんでも筋肉を付けようと思っていませんがそれがいいのか、少しづつ結果がついてきています。
勉強にしてもそうです。
嫌ならやらない。
がんばらない。
がんばるという事は嫌々やる事なのでそれをやらない。
好きになるまでやらない。
好きな事をやるのはがんばっても苦になりません。
嫌な事を頑張るからおかしくなるのです。
足るを知ることも大事な事
がんばっても報われないことはたくさんあります。
そもそも努力したからといって全ての人が成功するとは限りません。
みんながうまくいけばハッピー。
でも現実にはそんなことはあり得ません。
しかも成功は生まれた時から決まっていることもあります。
お金持ちに生まれたら成功する確率はあがります。
それ以外で成功しようと思ったらすさまじい努力と運が必要。
さまざまな競争に勝って行かなければなりません。
人は能力が同じではありませんから、ある程度のところで妥協して生きていく事になります。
がんばり続けるのも良いですけれども、自分を客観的に見て少し楽に生きてみるのもいいと思いますよ。
そうしたら少しは生きやすい世の中になります。
今日の一言
がんばらないと楽に生きれる。
コメント