最近部屋の整理をよくしているのですがいろいろなものがでてきます。
給料明細書
その中に大量の給料明細が出てきました。
過去30年分なのでかなりの分量です。
最初のころは結構分厚い明細だったのが最後の方はペラペラの薄い紙になっています。
経費削減なのでしょうね。
開けていない明細書もかなりあります。
見ても給料が上がるわけでもないし
そう思ってそのままにしたのでしょう。
同じように見ない人も多いんじゃないでしょうか。
最近は明細書がデジタルになってるところもあるので紙ではなくなっているかもしれませんね。
せっかく見つけたので中身を開いてみます。
「あ~あの頃はこのくらい貰っていたんだ」とか「ボーナス激減している」
昔のことを思い出します。
思ったよりも増えていない
どか~んと上がった山がなく緩やかな曲線を描いています。
ふと思ったのですけれどもいったい30年の給料を時給に直すといくらだったのか。
そう思って計算してみました。
正社員時代の時給はアルバイト並みで笑った
過去30年となると莫大な量なので各年度4月の給料を基に計算しています。
ボーナスは除外で総手取り額で集計(千円以下は切り捨て)勤務時間は記憶をたどってますので、少し違うかもしれませんが大体こんなもの。
一覧にするとこんな感じです。
入社1年目と30年目では1.8倍になりました。
平均時給960円
30年間の平均給料は約25万円、1か月の労働時間は260時間。
そして平均時給は960円でした。
アルバイト並みですよね。
東京の最低賃金より低いです。
まあボーナスを足せばもっと多くなるとは思うのですけれども。
地方の中小企業だとこんなものです。
出世していないのもあるので自業自得でもあります。
ただ出世すればその分労働時間が増えるのでどちらがいいのかは分かりません。
給料自体には満足していますがやっぱり労働時間が長いのが改めて分かりました。
月に260時間だと1日平均11時間になります。
労働時間がもっと短かったら時給も1,000円は超えていました。
アルバイトと同じなら正社員じゃなくてもいい
時給だけで見たらアルバイトと同じですけれどもやっぱり正社員にはボーナスもあるし退職金もあるのでお金の面だけで見たらやっぱり正社員のほうが良いと思います。
ただ働く時間の長さによってはアルバイトの方がいいんじゃないかなあ。
1日の労働時間が8時間とか9時間なら正社員がコスパはいいですがそれ以上ならアルバイト。
残業代が付けば別ですけど。
「お金は大事」ですが「時間はもっと大事」だと思います。
ただこれでも生活できたし貯金もできたので、一人なら最低賃金でも大丈夫かもしれません。
まあ時給960円は笑っちゃいますけどね。
今日の一言
30年間の時給は1,000円なかった
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