ヤバイ帰りて~
初めてアルバイトでそう思ってしまいました。
重苦しい雰囲気。
静まり返った静寂がかえって恐ろしい雰囲気を醸し出しています。
針で刺すと一気に爆発しそうな感じ。
ここはコロナワクチンの大規模接種会場の会場外。
30年間務めた会社を早期退職して失業手当を貰いながらアルバイトをしているのですけれども初めてそう思いました。
コロナワクチン接種のアルバイトはおススメ【誰でも簡単に出来る】
何度か配置は変わったのですけれども今までそう感じたことはありません。
今までは会場内での業務だったのですが今日わたしは新しい担当部署に初めて配属されました。
それは会場外の誘導。
接種に来られた人を予約時間ごとに振り分けして椅子に案内する仕事です。
会場内は淡々と雰囲気良く来られた人も和やかな感じだったのですけれども会場外はこんなに修羅場のようになっていたとは思ってもいませんでした。
おそろしきかな会場外業務。
コロナワクチン大規模摂取会場の場外は修羅場だった【大混乱】
会場外は修羅場ですわ。
大混雑していました。
会場内での業務では分からなかったのですけれども外はこんなになっていたとは!
予約は15分ごとに約50名から80名くらいなのですけれども早くから来られる人もいてかなりの大人数になっています。
なので2段階に誘導をします。
予約時間の30分ごとに会場外のエリアに案内してそれ以外の人をさらに外に待機をしてもらう。
予約は15分ごとなのですけれども15分で最大80名という事は1分で5人の人を会場内に入れる計算になります。
そんな時間でさばききれるはずがないことは小学生でもわかると思うのですが計画を組んだ人は何か他の事が見えているのでしょうか。
余裕で予約時間の30分はオーバーしています。
10時に予約している人ならば10時半位に会場内の接種室に入ることもあります。
酷ければそれ以上になることもあります。
初めは予定通りに進んで行くのですけれども時間が経つにつれてどんどん遅れてきます。
後半になると接種会場に来てから1時間以上待つことになる人も出てきます。
静寂な中でも重苦しい雰囲気。
大学入試会場のような緊張感が漂います。
イライライライライライラ。
誘導をしながらでもイライラしている人がいるのが分かります。
ただ日本人のいい所でほとんどの人が表には出しません。
でも・・・
中には怒りを誘導員にぶつけている人も出てきます。
「これじゃあ予約を取った意味がない」
おっしゃる通りです。
ハイハイ言っていることはごもっともなことです。
そう言われてもどうしようもありません。
なぜワクチン接種会場は混雑するのか
会場を運営している人は何かほかの物が見えていると言いましたがこの人たちも分かっているんですよ。
パンクするってことが。
好き好んでこんな状況を作っているわけではありません。
原因は分かっているのですよ。
それは只一つ。
医師と看護師の数が足らないのです。
予診を行う医師の数。
ワクチン接種を行う看護師の数。
今回の例で言うと接種希望者は1,200名。
それに対して予診を行う医師が3名と看護師が7名。
一日の時間が4時間なので医師一人当たり400名を時間内で予診する事になります。
1時間当たり100名。
つまり約1分で1,5人くらいを予診しなければなりません。
そりゃ無理です。
予診室に入る時間もありますから接種者と話す時間は実質10秒から20秒。
無理です。
ここで詰まるので会場外の進行が滞るのです。
医師と看護師の数を増やせば解決?
解決方法は簡単です。
医師と看護師の数を増やせばいいのですから。
でも無理なのですよね。
だって普通に病院の業務もあります。
自分の業務を後回しにしてワクチン接種会場に駆り出されているのです。
簡単にワクチン接種者を増やせと国は言ってますけれども現場は混乱して大変なのです。
接種希望者が増えているのでこうなるのは当たり前です。
アルバイトなら募集をすれば集まります。
何の資格もいりませんから。
でも医者は違います。
資格がいります。
余っている医者なんかいるはずがありません。
医者の数は限りがあります。
無理なのですよ。
最後に
最後に言いたい事は責めないでねって言う事です。
みんな遅らせようとはしていません。
時間通りに終わらせようとしています。
一番の被害者はもちろん長時間待つ来場者なのですけれども業務を行っている人も被害者なわけです。
みんなイライラしています。
だからアルバイトにはあたらないでくださいね。
心に余裕をもって来場してください。
イライラしても早くなりませんから。
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今日の一言
接種会場の外は修羅場。でも怒らないでね。
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