普段はあまり行くことはないのですが今日は市内の銀行に行って来ました。
今月で退職するにあたり長年給与天引きでしていた積み立てを解約したので
そろそろ入金されているのではないかと通帳記入に来たのです。
朝一で行ってきたのですがちゃんと入金はされていましたので一安心しました。
時間は朝10時過ぎなのですが結構お客さんが多かったです。
みんな朝からどんな用事があるのでしょうか。
基本キャッシュコーナーしか利用したことが無い私にはさっぱり分かりません。
銀行業務の事を調べてみたのですが主に下記の3つの業務があるようです。
・預金業務
個人・法人を問わずに顧客から資金を預かる業務。
普通預金や定期預金、当座預金といった銀行口座の管理が主な仕事。
・為替業務
銀行口座を持っている顧客の依頼に合わせて振り込みや送金を行う業務。
公共料金の口座振替が挙げられ、現金をやり取りしないで決済が完了するのが特徴です。
・融資業務
預金業務で預かった資金を、企業の開業資金や個人の住宅ローンなどで貸し付ける業務。
ほとんどの人は銀行と言えば預金をするところだと思うのですが
家や車を買う時には銀行融資を利用する事になりますよね。
いわゆるローンです。
また借金とも言い換えることが出来ます。
思うのですけれどもこれからは借金してまでモノを買うことが出来るのでしょうか。
これからは借金してモノが買えなくなるかもしれない
私は今まで借金やローンをしてモノを買った事がありません。
家は実家なのでお金を出していませんし車やバイクもすべて一括で買っています。
車を買ったのは26歳の時ですがそれまでにお金を貯めて買いました。
お金持ちでも何でもなくて欲しいものが有ったらお金を貯めて買う事にしているからです。
お金がないのに物を買うのが心配なのです。
「もし払えなかったらどうしよう」
そう思うとどうしても借金することが出来ません。
もちろんクレジットカードは使いますけれどもそれは手持ちが無かったりした時や
引き落としで使っているだけなので借金とはちょっと違うでしょう。
借金してモノを買うという事は時間を買うという事
借金してモノを買う最大のメリットは実際いまお金が無くても欲しいものが買えること。
お金があればみんな一括で買うでしょう。
でも今お金がない。
そんな時にお金を借りる。
家を買う時に一括で買う人はほとんどいませんよね。
お金がないけれどもローンを組んで買って住む。
お金を貯めてから買おうとしたら死ぬ一歩手前になると思います。
「借金して買う」それは言い換えれば時間を買うということが出来ます。
そして長い年月をかけて返していく事になります。
若い時はお金がないけれども借金をすれば手に入れることが出来るそれがメリットです。
ただそのメリットの裏にはデメリットもあります。
借金してモノを買う事のデメリット
今までなら会社は終身雇用や年功序列で雇用も確保され賃金も年々上がっていきましたから
借金していたとしても問題なく返せたと思います。
家を買うとしたならばローン年数が20年から40年とかでしょう。
30歳で家を買ったならば完済するときは50歳から70歳となります。
ほとんどの人がきちんと返済しているのでしょうけれども
これからはもしかしたら返済できなくなる人が増えるかもしれません。
過去5年間のローン破綻の割合は以下の通りです。
借金をするときは返せる見通しがあって借りるのでしょうけれども
いつ何時
その根底にある返済計画が狂うとも限りません。
ただでさえ今は企業の倒産・解雇・早期退職行われて先の事が見えなくなっています。
企業は存続したとしても成果主義が進んで行けば結果を出せない人にとっては同じことです。
会社自体の存続が厳しいなか個人の事を考えている余裕は無いでしょう。
個人で何とかできる人は良いかもしれませんが大多数の人は路頭に迷うかもしれません。
せっかく手に入れた家ですが手放さなければならなくなります。
結局は借金してモノを買うという事は完全には自分のモノではなく借り物と同じです。
身の丈に合ったくらしが一番
一番いいのは一括で買う事ですが大きな買い物の時はそうもいかないですよね。
人生で最大の支出は家です。
でも無理して高い新築の家を買う必要も無いようにも思えます。
ローンを払っている30年40年の間に何が起こるか分かりません。
これからどうせ人口が減っていったら家が余って価格も下がるでしょうし
家は買った時点で評価額は下がってしまいますから中古だっていいと思います。
払える自信があればいいのですけれどもそうで無ければ無理しなくて身の丈に合ったものを
買えばいいんじゃないでしょうか。
これからは借金して買うのは無謀なような気がします。
今日の一言
借金が無いと気楽
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