もしも「年金が将来廃止」されたらどうする【どのように備えるか】

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退職に向けて

「年金廃止」

多くの人がこのままでいったら本当に現実になるのではと思っているのではないでしょうか。

「どうせ自分はもらえないのに毎月保険料を払うなんてバカらしい」そんな方もいるでしょう。

年金は将来の安心をもたらすはずなのに逆に多くの人を不安にさせているというのが現実です。

年金の仕組みは「現役世代から集めた保険料をそのときの高齢者に年金として支給する」というものです。

逆に言えば私たちが将来高齢者になったときに受取る年金はその時代の現役世代が支払う保険料によってまかなわれるわけです。

では年金は無くなることがあるのでしょうか。

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もしも年金が廃止されたらどうする

年金がホントに無くなることはあるのでしょうか。

年金の財源には、私たちが毎月支払っている保険料の他に「国庫負担」と「年金積立金」の二つが

あります。

国庫負担というのは、政府が支払うお金のこと。

年金のうち全国民が加入する基礎年金部分の支払いの半分は、この国庫負担によってまかなわれて

います。

年金積立金というのは、過去に集めた保険料のうち、年金の支払いに使われず余ったお金を積み立

てたもの。

つまりおおよそ半分は国が補填しているので無くなる可能性は現実的にはありません。

ただゼロではありません。

このまま少子高齢化が進み続け、国がこの負担に耐えられなくなった時には

「減額」もしくは最悪「廃止」もあり得ます。

わたしは現在無職となり、毎日だらだら暮らしているのですが

先日今後の生活をシュミレーションしたら63歳で破産する結果になりました。

リタイア資金はいくら必要【シュミレーションしたら63歳で破産して失敗】
退職金の額が確定したのでこれですべての資産が決まりました。 何とも心もとない額なのですが、いったい何歳までこの退職金の額が確定したのでこれですべての資産が決まりました。 何とも心もとない額なのですが、いったい何歳までこの

私の試算によればうまくいけば65歳まで大丈夫と思うのですが

もし年金が無くなったら話は別で65歳でホントに詰んでしまいます。

みなさんも「老後2,000万円問題」じゃなくそうなったら「5,000万円問題」になってしまいます。

ひょっとしたら「老後1億円問題」になるかもしれません。

どちらにせよ全ての計画が狂ってしまいます。

どうも今の流れを見ていると遠い先には年金が無くなってしまうように思えるのですが。

近い先には「減額」や「支給年齢の引き上げ」は起こるでしょうね。

そうなる布石はあります。

4月1日から施行された「高年齢者雇用安定法」と雇用保険の増税。

ホントに年金破綻になったら何か考えないといけません。

年金が減額・支給年齢引き上げ・廃止になったら

年金が無くなったらどうなるのでしょうか。

私が生きている間はさすがに全く年金がまったく無くなるとは思いませんが、減額と年齢の引き上げは間違いなく起こるでしょう。

今年の4月から施行された「高年齢者雇用安定法

罰則はないけれども「定年70歳まで延長しなさいよ」と国が言っているのです。

つまり今後はみんな70歳まで働く事になります。

普通なら今は65歳まで働いて定年になったら年金を貰って暮らしていますが

今後は70歳まで働いて年金受給も70歳からになるのではないでしょうか。

年金受給を70歳からにするための布石として定年を70歳にしたとしか思えません。

70歳と言えば健康年齢がそのくらいです。

支給年齢を引き上げればその間に亡くなる人もいますから払う額も減る事になります。

一石二鳥ですね。

さらに支給年齢が75歳・80歳になったらもらえない人も増えるでしょう。

年金の構図

年金は半分は国が出して残りの半分を労働者から徴収しています。

労働者が減って受給者が増えれば国の持ち出しが増える事になります。

先日新聞に載っていたのですが東京都の65歳以上の割合が22.67%と過去最高を記録したそうです。

逆に14歳以下の年少人口は減っています。

人口で言えば65歳が313万人、15歳から64歳までが910万人、14歳以下が160万人。

このままで行くと65歳以上が50%くらいになるのが目に見えます。

税金が上がるか受給金額が減るかどちらかになるでしょうね。

ただ考え方によっては今回の定年延長はこれを表面上は解決してくれます。

70歳までの雇用を国が義務付けたら(今はまだ努力義務ですが)税金も上げなくて受給金額も減らさなくてもよくなります。

ただ労働期間が増えただけでセルフ年金と同じですから労働者にとっては最悪ですけれども。

働かない奴は生きる価値が無い

ここで一つ問題が。

無職になって収入が無くなったら70歳までどうなるのか。

資産がある人はいいのですが無職で資産無しは?

はい

生きる価値がなくなります。

もし国が年金受給年齢を引き上げたなら無職者は「生きている価値無し」と国から判断されたと同じです。

無職はそれだけで罰則金を取られている事と同じになります。

「働かない奴は死んでも自業自得」

サヨウナラと言う事です。

年金受給の変更に対する対策

そうなった時はどうするのか。

今から何か対策をしないといけません。

年金があればあったでいいので無駄にはならないと思います。

やる事は4つ。

  1. 住む家の確保
  2. 体づくり
  3. 生活費の削減
  4. わずかでも収入の確保

住む家があればまずは何とかなります。

安心できる住まいがあればゆっくり寝ることが出来ます。

寝る事は大事。

私がいま不安が無いのは住む家があるからです。

次に健康な体作り。

健康であれば何とかなります。

医療費も少なく出来るし体さえ動けば働く事も出来ます。

年を取って足腰が弱り寝たきりになったら何もできませんから私いま体づくりに励んでいます。

次に月の生活レベルを落とすこと。

最低限のものがあればいいのです。

服なんて10年くらい着れます。

最後にわずかでも収入減をつくる。

職は選ばない。

職に貴賤はありません。

まあ今はまだ働きませんけど年金が破綻したら働く事になります。

ただホントに年金無くなったらみんな終了でしょうね。

今は年金破綻にならない事を祈るだけです。

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今日の一言

年金無くなったらみんなおわり。

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