はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る・・・・。
あっ そういえば働いてなかった。
無職だった。
無職になってどんどんお金が減っていくA係長です。
無職になってもお金は減らないというネットの情報に騙された無職がいます。
わたしのことです。
投資の配当でウハウハ。
忘れていましたわたし投資をしていません。
iDeCoはやっているけど60歳まで引き出すことが出来ずたとえ増えたとしても使うことが出来ない。
しかもどんどん株価も落ちている。
お金が減っていきます。
当たり前のことが分からない53歳。
53歳無職・子なし嫁なし収入なし。
失業手当も無くなってしまった。
まあまあ崖っぷちです。
セミリタイアブログを読みまくっただけで勘違いしてしまいました。
無職サイコー。ニート最強。
無職になってもお金が減らない!
まんまと騙されてしまいました。
それは資産があって能力がある人が言えることです。
無職にも才能は必要です。
無職になるのは簡単だけど続けるのは難しい。
無職は意外と優秀なのです。
無職歴10年の人をバカにしてはいけません。
かなり優秀な人です。
無職は意外と優秀です【無職になるのは簡単だけど続けるのは難しい】
仕事辛い。
無職っていいなあ~。
働かないしゴロゴロしているイメージ。
お気楽生活。
そう思ったあなた間違いです。
反省してください。
たしかに無職は誰でも簡単になれます。
試験も資格もいらない。
来るもの拒まずです。
「無職になる」そう宣言すればあなたも今日からりっぱな無職です。
ただし無職を続けることは意外と難しいのです。
毎日無職がニュースに出てきます。
世間を騒がせます。
住所不定無職。
犯罪者の枕詞になっています。
無職から犯罪者へ。
無職から毎日誰かが脱落していきます。
弱肉強食の世界。
食うか食われるか。
無職を続けるのは意外と難しいものです。
無職とは?
ところで無職とはどんな人たちなのでしょうか。
仕事をしていない人?
無職と定義されるのは以下のような人です。
無職とは「定職に就いていないすべての人」を指します。 ちなみに定職とは「臨時的ではない定まった職業」という意味で、厳密にいうと単発で働く日雇い労働者も無職に含まれます。 実際に厚生労働省の統計においても、日雇い労働者は「失業者」としてカウントされています。
厚生労働省より
簡単に言えば無職とは定まった職業に就いていない、または会社に所属しておらず仕事が無い状態。
ただし学生や主婦の人は働いていなくても無職ではありません。
犯罪者のニュースでは大学生○○20歳、主婦○○47歳と書かれます。
そして年金生活者は無職になります。
年金生活者が犯罪を犯すと無職○○70歳と書かれます。
年金受給者○○70歳とは書かれません。
ちなみに2020年度末時点で公的年金被保険者数は6,756万人。
日本の人口が1億2,580万人。
半分以上は年金生活者です。
つまり日本人の過半数は無職なのです。
無職はマイノリティではなくマジョリティ。
信用はないけれども、蔑まれているけれども一大勢力なのです。
そりゃ選挙で年金生活者が支持した候補者が勝つわけだ。
そして労働者の税金・社会保険料はますます上がる。
給料が上がらず可処分所得が減っていく。
働いたらホント負けだね。
関連:日本は働いたら負けの国【無職やセミリタイアに優しい国】
真の無職
多くの人が蔑む無職。
働けるのに働かない無職。
「はたらけよ」「らくしてるんじゃね~よ」怒号が聞こえます。
真の無職とは労働生産人口の中にいるにもかかわらず働かない人。
それが真の無職。
またはプロ無職。
その意味では年金生活者は無職ではありません。
労働生産人口とは
労働の意思と労働可能な能力を持った15歳以上65歳以下の人のこと。非労働人口とは専業主婦、学生など労働能力はあってもその意思を持たない人、病弱者・老齢者など労働能力を持たない人のこと。日本における労働力人口の基礎的な統計として、国勢調査や毎月実施されている労働力調査が挙げられます。
一見楽そうな無職ですけれどもこの無職を続けるのはなかなか難しい。
無職は誰でも簡単になれますが続けるのはなかなか難しいものです。
寝て食べてひたすらグータラ。
世間から見れば楽そうに見えます。
普通の人が働いている平日昼間寝てフラフラ。
ただしたまに職質に会います。
「無職を見ればドロボーと思え」そう思われてこそ一流の無職です。
関連:世の中こんな楽なアルバイトもあるのです【コロナバイトは給料泥棒】
無職1年目はなんとかなる
働けるのに働かない人。
それが無職。
ただ無職を続けることはなかなか難しい。
なぜなら無職も生活をするのにお金がかかります。
住む家が必要です。食べるものが必要です。電気もガスも必要です。
仙人のようにカスミを食べて生きていけません。
路上に寝ていたら冬なら凍死します。夏なら干からびます。
生もの食べたらアニサキスにやられます。
でも安心してください。
無職1年目はなんとかなります。
とくに会社員から無職なら何とかなります。
会社都合ならなおいい。
失業給付金という有難いシステムが日本にはあるのです。
寝ているだけでカネが降ってきます。
月2回ハローワークに行けば生活費が貰え普通に暮らせるのです。
このシステムのおかげでバカなわたしでも無職1年目はなんとかなりました。
無職1年目をクリアするのは割と簡単です。
関連:無職が一年間ハローワークに通ってみた【サルでもわかる失業給付の貰い方】
無職2年目のハードルは高い
ただ2年目からはハードルが上がります。
ここからふるいにかけられます。
資産もない。
収入もない。
才能もない。
そんな人は2年目には無職から転落です。
ただいま無職2年目真っ最中。
カネがどんどん減っていきます。
確かに住民税や社会保険料は1年目よりも大幅に減った。
でも生活費はかかる。
ちなみに年間の住民税は5,500円。社会保険料は60,000円。
会社員時代よりもバカ安です。
それでもカネがどんどん減っていきます。
無職の皮をかぶったお金持ち
「無職ってなんだかラクそう」
「自由に生きててうらやましい」
「ネットで調べたら無職がいっぱい」
「無職でもみんななんとか生活が出来ている」
「カネなんてたくさんなくてもなんとかなる」
そうだ無職になろう。
そう思ったあなた騙されてはいけません。
反省してください。
すぐさま犯罪者行です。
無職○○36歳。
悪い意味で有名人になれます。
長年無職をしている人は実は金持ちなのです。
無職イコールビンボー。
世間の認識はこうでしょう。
もちろんホントーにビンボーな人もいます。
信用もない。
みすぼらしい。
はたらかないナマケモノ。
ただし長年無職を続けているひとはわざとそう思わせています。
わたしが働いている時に金持ちの人が言いました。
「カネを持っていると思われるといいことがない」と。
ホントーに金持ちはビンボー人のふりをします。
カネを持っていると思われていいことはありません。
お金持ちには悪い人が寄ってきます。
騙す人も来ます。
でもビンボーと思われると寄ってきません。
無職でビンボーのフリ。
最強の組み合わせです。
長年無職を続けることが出来る人はそんな人です。
無職を続けられる人は才能がいる
資産がある無職。
最強です。
ただそれだけでは生きていけません。
才能も必要です。
一番大事なものは演じる才能。
お金がないふりをする。
節約する必要もないけど節約するふりをする。
ビンボーで無職だから住民税非課税。
かわいそうな無職を演じます。
ただベテラン無職は住民税非課税でも投資などで収入があります。
「無職はカネがなくてかわいそう」それは幻想です。
ビンボーで無職だから節約。
する必要がない節約をします。
もちろん投資も節約も一つの才能です。
いかに働かずして収入を得るか。
投資で継続して収入を得ることは楽ではありません。
節約も出来ない人にはできない。
つまり無職を続けるためには働いている人と同様にカネと才能が必要なのです。
「仕事を辞めたい」
「自由に暮らしたい」
安易に考えている人は地獄を見ます。
無職の世界に足を踏み入れるのは簡単。
でも続けるのは難しい。
無職もラクには生きていけないものなのです。
はたして2年目は生きていけるのか。
無職○○53歳にはなりたくないものです。
今日のひとこと
無職の世界もなかなか厳しいものです。
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