以前に「月収14万円は人生終わっている」なんて議論がされていました。
それは社会が悪いのかそれとも自分が悪いのか。
最近では労働時間の短縮や有給休暇の取得など労働条件の緩和が叫ばれていますが、労働者側から見たら有難い話です。
有難い事なのですが・・・・
そもそも資本主義は一部の資産家が大多数の労働者から搾取する事で成り立っているものです。
資産家による「時間とお金の搾取」これが絶対条件となっているんじゃないですか。
だって世界の中のごく一部の数%の資産家が世界を支配しているので、大多数の労働者が搾取されることは必然なんです。
カール・マルクスによる資本制下での搾取の暴露は、以下のようなものである。労働者は労働を販売するのではなく、一日(一定期間)の労働力を販売する。労働力は一日(一定期間)で消尽される。資本家は労働力を買ったときに、一日の使用権を得る。他の商品と同じように、労働力という商品を、どんなふうにどれだけ使うかは買い手の自由である。そして、労働力商品は、他の商品と唯一違った点をもっている特異な商品で、富(資本制下における価値)を生み出す特別な商品である。資本制下では価値の量は投下した労働量すなわち労働時間によって測られる。ゆえに、資本家は、まず、労働者を、労働者が社会的に生きていくのに必要な分だけ働かせる(必要労働)。
だから「月収14万円終わってる」と言った人も受け入れるしかないのです。
ただ受け入れない選択肢もあります。
現代社会は搾取するか搾取されるかしかない
日本には数多くの企業がありますが一部の大企業を除き完全週休2日や有給取得など完璧に守られていません(大企業だって無いかもしれません)
労働基準監督署があると言っても全体まで見れるわけがありませんし完全に守っていたら企業は破綻しますよ。
私のいた会社だって多かれ少なかれ表向きは守れと言っていましたが、中身はそれとは反対の事をしていました。
資本家の肩を持つようですが労働者は支配される立場なのですから当然です。
これが現実なのです。
資本主義社会は搾取するか搾取されるかしかないのです。
資本主義である限り劣悪労働は消えない
本当に法律を守ってやっている企業もあるでしょうがそんなのは砂漠でコインを探す確率より低いんじゃないですかね。
多くは決められた基準よりも劣悪な労働条件で働いていると思います。
有給休暇は大体年間20日~40日あるのではないかと思いますがいったい何人の人が完全消化出来ているのでしょうか。
多くの人は「しょうがないよね」と諦めてるのではないかと思います。
もし仮に労働者に適正な労働時間とお金を分配して搾取が亡くなったとしたら企業は存続できないでしょうし、それは最早資本主義社会ではなく多くの人が嫌う社会主義になってしまいます。
嫌なら自分が搾取する側に回るか逃げるしかない
もし嫌ならやめてしまえばいいのです。
辞めて新たな職を探せばいいだけの話です。
「そう言ってもなかなか次の職は見つからない」
そう言われるでしょうがそれは自分自身の問題で優秀な人もしくは人よりも努力すれば見つかると思います。
もしそうでなかったら今の社会自体がおかしいのですよ。
昔の奴隷制度のように自由を奪われた強制ではないので逃げてしまえば楽になります。
長時間労働の呪縛から私は逃げました。
極悪な企業と思っているなら逃げてみてはどうですか?
理想的な企業はなかなか無いと思いますが少しは今よりもマシな企業もあるでしょう。
もしそれが出来ないなら甘んじてその境遇を受け入れるしかないのです。
今日の一言
逃げてしまえば楽になる。
コメント
投資をしているのなら、それは逃げたんじゃなくて搾取する側に回ったということですね。
労働者の敵に回ったわけです。