最近はコロナで自粛が続き、運動不足を感じている方は多いのではないでしょうか。
また、テレワークや日常の生活が便利になった事もあり、現代人はだんだんと運動をする機会が減っています。
「体重が増えて何とかしたい」
とはいえ毎日運動をするのはなかなかハードルが高く自分には無理だと思っている人も多いと思います。
そんなときにおすすめなのが散歩です。
わたしは仕事を辞めたのでよく散歩をしています。
散歩をする事で健康を取り戻しつつあります。
散歩は年齢を問わず気軽に楽しめるうえ、嬉しい効果がたくさんあります。
夜散歩は健康やダイエットに効果的【一日の終わりにちょっとリラックス】
まず、散歩の大きな効果のひとつは、気分転換ができること。
散歩をして風景を見たり自然の音を聞いたりすることで、脳がリラックスできるのです。
さらに散歩は不眠にも効果があります。
散歩をすることで程よい疲れが残り、夜になると自然に睡眠に入れるようになるのです。
また歩くという事はカロリーを消費します。
消費カロリーは一般的に、1時間で約150~350kcal。(ウォーキングの消費カロリーは、歩く人の体重と速度、時間によっても異なります)
ごはん1杯が170kcalなので大した事はないと思われるかもしれませんが、積み重なれば大きな効果があります。
続けて行けば行くほどその効果を実感することができるでしょう。
また歩くことで体温も上がり血流が良くなるので、むくみや冷え体質が改善することもあります。
もちろん急激に痩せるわけではありませんが、激しい運動ではないのでその分続けることができます。
ただ最近は気温も上がってきたので朝や昼に散歩をするのはきついですし、仕事をしている人ならそもそも朝や昼に歩くことは難しいでしょう。
そこでお勧めなのが夜の散歩です。
夜散歩のメリット
朝は仕事や学校などの準備が忙しくて時間が取れない、という人は多いと思います。
早く起きてウォーキングするのは、多くの人にとっては少し無理かもしれません。
そんな人には夜散歩をお勧めします。
夜なら朝と違って時間もつくりやすいですし、夜の運動って実は体にいいことが多いのです。
運動しやすい夜の時間帯に30分~60分程度歩くことで、脂肪を燃やつつ、ストレスを発散したり、一日の疲れを取ってくれる効果があります。
細かくは以下のような利点があります。
質のよい睡眠
歩くことで血行が良くなり、溜まった体のこりがほぐれます。
日中仕事でデスクワークをして同じ体勢でいることが多い人には最適です。
また、運動してほどよく疲れることで、質の良い睡眠を得られます。
睡眠は人が生きていく上で大事なことです。
睡眠の代表的な効果は心身ともに疲労を回復させることです。
睡眠のリズムの中で、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。
脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上します。
質の良い睡眠は生活リズムを整えてくれます。
ストレス発散効果
ウォーキングのような同じ動作を同じテンポで繰り返す運動は、前向きな気分にする効果があります。
また、同じ動作を繰り返すと飽きてきますが、景色が変わると気分転換にもなります。
朝や昼間に歩いている道でも夜だとまた違った景色が見えます。
公園や風景も昼と夜だとこんなに違います。
夜だとこうなります。
ちょっと怖いです。
昼の風景はこんな感じです。
夜だとこうなります。
1日の終わりにウォーキングを取り入れることで、その日の嫌なことを忘れられたり、習慣化することでストレスを和らげてくれます。
ダイエットに最適
人間の体温は朝目覚めてから徐々に上がり、最も高くなるのが18時頃と言われています。
体温が高くなるほど代謝は上がるので、脂肪燃焼効果が期待できます。
食前・・・食事前の体内は糖質が消費されてしまっています。ウォーキング時のエネルギー源になる栄養素は体内の脂質となるのでダイエット効果があります。
食後・・・食べたもののエネルギーから消費されるので、健康や体型維持に効果的です。
また、散歩には食後の血糖値の上昇を抑える効果もあります。
日焼けしない
夜は日中と違って日差しがないので日焼けの心配がなく、紫外線対策をする手間が省けます。
特に女性の人にはお勧めです。
日差しがないと暑さも和らぐので、特に夏場のウォーキングにも最適です。
わたしも最近は夜に歩くようになりました。
マスク不要
最近はコロナで一日中マスクを着けなければいけなくなっています。
本当は人の少ない場所ではしなくてもいいとされていますが、マスクを着けていなければ何となく人の目が気になりますよね。
でも夜ならばマスクを着けなくても気になりません。
夜散歩のデメリット
夜散歩はメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。
すぐに運動をするとかえって体に悪いこともあります。(食べたものの消化を妨げたり、心臓に負担がかかったりします)
食後に行うときは30分~1時間空けてから運動するのがいいでしょう。
より効果的に行うのためには就寝の3時間前にはウォーキングを終えるのもポイントです。
せっかく快眠に向けて準備をしているのに逆に寝られない状態になってしまいます。
寝つきが悪くなってしまうので注意しましょう。
また、夜にウォーキングをすると、視界不良による転倒、車や人との接触事故、不審者による犯罪被害など、日中と比べると危険が潜んでいます。
不審者対策
散歩をする道は、明るくて人が多い道を選びましょう。
万が一に備えて助けを求められるように、コンビニや交番の場所を確認しておくとより安心です。
休みの日にでも昼間や朝に一度コースを歩いてみるのがいいのではないでしょうか。
ホイッスルや防犯ブザーを持ち歩くのことや、明るめの目立つ服装をするのが良いかもしれません。
事故対策
夜は暗くて視界が悪いので、運転手は歩行者の存在に気付かないことがあります。
そこで、蛍光色など明るい色の服を着ることで、車や自転車の運転手が気付きやすくなります。
反射材を使ったタスキやリストバンドなどを身に着けると、より遠くから自分の存在を知らせることができます。
最後に
夜散歩はメリット・デメリットがありますけれども、総じていえばメリットの方が大きいと言えます。
仕事をしている人なら朝時間に追われてするよりも、夜ゆっくりできます。
昼の見慣れた景色ではなく、夜の景色もいいものです。
散歩は誰でもできる簡単な健康方法です。
今日の一言
夜に歩いて健康になろう。
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