会社に勤めていた時はいったいどのくらいの時間働いていたのだろうかと、ふと思う事があります。
いつも朝8時過ぎに家を出て帰るのは夜8時過ぎ。
通勤時間も入れると約12時間。
1日の半分が仕事
1月で264時間 1年で3,168時間 30年で95,040時間になります。
莫大な時間を労働に使っていたことになります。
もちろん12時間すべて働いていたわけではなく休みながら(時にはサボりながら)していたわけですが、大半の時間を労働に取られていたことになります。
わしは1日中パトロールして働いているぞ。だからめしをくれ。
生きて行くためには仕方がない事ですが、今になって思えばそこまで働かなくてもよかったんじゃないかと。
時間はあるが何をするかが問題だ【無職の時間の過ごし方】
退職すると莫大な時間が生まれます。
そりゃそうですよね、それまで仕事に12時間使っていたのがまるまる自分の為に使える時間になるのですから。
ただその莫大な時間をどうやって使えばいいのか、最初は戸惑う事になります。
もし仮に「1,000万円あげるから好きなように使っていいよ」と言われたら何に使ったらいいのか戸惑うように。急に「時間をあげる」と言われても、なんに使ったらいいのか戸惑うでしょう。
私は1年考えて退職しましたので、やりたい事リストを作ってみました。
会社員の時は1日の内の大半を労働に費やしていたので、やりたい事も出来ませんでした。
もともと出不精だったので休みの日も疲れもあって家にいる事が多かったです。
それで退職した後は「今までしなかった事をしよう」そう考えました。
お金はないのですが、無ければ無いなりに楽しむことは出来ます。
筋トレしてみる
30年間ほとんど運動らしいものをしていませんでした。
お腹も出てきましたし体中ガタがきています。
なので退職したら体を鍛えようと思っていました。
家ですればお金もかからないし、使うものも鉄アレイやダンベルなので買っても数千円で済みます。
しかも仕事辞めたらよけいに太ってしまいました。
年を取ったら代謝も悪くなりますから、ブクブク横に大きくなります。
2週間で4キロも増量
がんばって筋トレします。
散歩をしてみる
無職の定番の散歩。
春は特にお勧めですね。
温かくなったし家の近くでも知らなかったお店とかいろんなものが見えてきます。
散歩をしていると歩くことが苦にならなくなります。
今までなら近くに行くのも車や電車・バスを使っていましたが今では1駅、2駅ぐらいなら歩いていけます。
図書館に行ってみる
図書館いいです。
なんたってお金がかかりません。
反対にいままで税金を払っていた分を取り返せます。
最新の雑誌も置いてありますしあらゆるジャンルの本があります。
時間もつぶせるし知識も増やせるのでお勧めです。
勉強してみる
学生時代あれだけ嫌だった勉強。
大人になった今はやっとけばよかったとつくづく思います。
社会に出て初めて必要なものが見えてきます。
定年してから学校に通う人もいますが素晴らしい事ですね。
以前なら「無駄な事を」と思ってましたが、いざ仕事を辞めたら気持ちが分かるようになりました。
ひたすら寝てみる
究極の時間の無駄遣いですが、いいものです。
仕事を辞めて一番良かったことがこれですね。
昼間から寝れるのは無職だからできる事だと思います。
好きな時に寝る。
ある意味究極の時間の過ごし方です。
旅行に行ってみる
まだできていませんがこれが仕事を辞めて一番したかった事です。
行った事のない場所に行く。
今年中には新潟ともう何か所かは行きたいですね。
いまは、なかなか旅行に行ける雰囲気ではありません。
旅行に行っても、もう会社に迷惑かけることが無くなったのでいいのですが、気分的に心から楽しめる事が出来ないような気がします。
もう少しコロナが収まったら行きたいですね。
箱根駅伝を見る
駅伝が好きなのですが特に箱根駅伝が好きです。
でも生で見た事がありません。
正月3が日はずっと働いていましたから。
いつも夜帰ってからダイジェストを見ていました。
やっぱり駅伝はライブが良いですよ。
特に箱根駅伝は1区間の距離が長く大逆転があります。
来年はゆっくり見れそうです。
最後に
時間の過ごし方は人それぞれだと思いますがあまりに自由な時間があると却って戸惑ってしまいます。
少しずつ過ごし方を探していきたいですね。
今日の一言
とりあえず今日は寝よう。
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