退職金は自分へのご褒美ではなく大切な老後の資金【使って後悔しても遅い】

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退職に向けて

会社員なら多くの人が定年退職した時に退職金をもらえるはずです。

平成19年度の厚生労働省の集計では、中小企業で退職金制度を導入している企業は83.9%となっています。

多くの人は今まで一度も手にしたことが無いくらいのお金が自分の口座に振り込まれるでしょう。

大企業なら2000万円以上はあるのではないでしょうか。

中小企業でも定年まで30年近く働けば、1000万円はあるはずです。

企業によって退職金の金額は違いますが、経団連の発表によると、60歳定年退職時のおおよその平均額は2000万円だそうです。

退職金は、人によっては人生で手にする一番大きい額のお金になるかもしれませんので、できる限り有効な使い道を探したいところ。

しかし、人それぞれ趣味嗜好・ライフスタイルがあり、「退職金のベストな使い方はこれ!」という正解を探すのは難しいものです。

逆に「こんな退職金の使い方はNG!」という反例を知っておくのはどうでしょうか。

事前にNG例を知っておけば、退職金を有効に活用し、計画的な老後資産の設計がうまくいく可能性が高まります。

退職金は自分へのご褒美ではないのです。

老後の大切な資金なのです。

そこで今回は、退職金の使い方としてなるべく避けるべき例を2つご紹介します。

example
夫60歳。配偶者1人、子どもは2人、ともに社会人。
支給された夫の退職金は2000万円でした。現在の貯蓄残高は、1000万円。合わせて3000万円の資産を持っています。
持ち家で築20年。自家用車は5年買い換えなし。

普通なら年金も5年後には支給されますから、老後の資産としては大丈夫だと思われます。

ただ、ここでやってはいけない事があります。

1つが増やそうとすること、そしてもう1つが舞い上がって使ってしまうことです。

そんな事かと思われるかもしれませんが、意外と難しいものです。

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退職金は自分へのご褒美ではなく大切な老後の資金【使って後悔しても遅い】

待ちに待った退職金。

口座に振り込まれたらお金持ちになったかのような錯覚に陥ります。

お金持ちになった

少しぐらい使ってもいいのではないかと思っているといつの間にか消えてしまいます。

そしてもっともやってはいけないことは何も考えずに使ってしまうこと。

一旦冷静になりましょう。

大事なことは「考えなしで使わない事」「増やすことよりまず守る事」。

どうしても必要ならばよく考えて遣いましょう。

退職金は一度きりです。

消えた後に後悔しても遅いのです。

2000万円は大金ですがその気になればすぐに無くなってしまいます。

ご褒美だと思って使ってしまう

定年退職の場合なら30年以上の長い期間を働いてきたでしょう。

そこで大金が口座に振り込まれたのを見たら気が大きくなってしまうのも当然です。

そうなるのが普通でしょう。

長い間働いてきたのだからちょっとくらい贅沢をしてもいいかとなるわけです。

妻にも苦労を掛けたから旅行にでも行ってしまおう。

そういえば車も古くなったから買い替えよう。

家も修理が必要だ。

お金を使う事が前提になってしまいます。

旅行で100万円。

車で200万円。

家の修理に500万円。

合わせて800万円。

退職金の40%が一瞬で消えてしまいました。

またお金があると人は贅沢になってしまいます。

今まで出来なかったからと外食をしたり高価な買い物をしたりする場合もあります。

今年は少し贅沢をして来年からは節約しよう。

その考えが危険です。

一度生活レベルを上げるとなかなか元に戻すのは難しいものです。

そうなるとどんどん退職金は消えていきます。

わたしの退職金はこの例のように2000万円もなく500万円弱でした。(一時金として)

ですから使うという考えが生まれませんでしたが多くの退職金をもらった人ならばつい使ってしまうのではないでしょうか。

退職金を増やそうとすること

人はお金が増えるとそれ以上に増やそうとします。

退職金が振り込まれると銀行や証券会社から勧誘が来るかもしれません。

投資に興味がない人でも投資でお金を増やしませんかと言われると話に乗ってしまうことがあるでしょう。

もちろん増えることもあります。

でも、減ることだってあるのです。

一度減り始めるとそれを取り戻そうと更に投資する。

そしてさらに減っていく。

気づいた時には退職金が半分にということも考えられます。

まずは減らさない事を考えるべきなのです。

1年間、銀行の定期預金で寝かせてもいいのではないでしょうか。

考える時間を作ることが大事です。

その支出は必要なのか

1年間定期預金にしていると手元から動かせるお金は無くなります。

その間にじっくり考える時間が生まれます。

その支出は必要なのか。

旅行に行くにしても家の修理にしてもそこまでする必要があるのか考えましょう。

どうしてもやりたいなら退職までに貯めた1000万円が全ての資産と思ってそこから捻出して使うことをお勧めします。

1000万円しかなければ豪華な旅行に100万円や車に300万円は使えないでしょう。

旅行だって半分以下にすることも出来ますし車だって買い替えなくてもいいかもしれません。

それでもよく考えてどうしても必要なら買えばいいし旅行に行ってもいいのです。

考える事が重要なのです。

退職金をなかったことにする

このように退職金は一度なかったものとすることがいいのではないでしょうか。

冷静になって考える時間を作る。

まだまだ残っていると思って使っているといつの間にかなくなってしまいます。

退職金は一度だけ。

なくなってしまったら二度目はないのです。

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今日の一言

退職金は老後の大事な資産です。使ってしまったら二度と戻りません。

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